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仕事など何かに没頭している時、ついついやってしまう「クセ」が誰しもあるもの。そして無意識だからこそ定着しやすく、よくないとわかっていても、なかなかやめられない状況に陥りがちです。しかし、その思わぬ「クセ」があなたを老けさせてしまう可能性があることを知っていますか?

今回は、オフィスでやりがちな老けを招くNG習慣をご紹介したいと思います。

あなたは何個思い当たる?

(1)座りっぱなし

デスクワーク中心の仕事をしていると、ついつい座っている時間が長くなってしまいます。しかし、座りっぱなしでいると足の筋肉が使われず、血液の中の糖や中性脂肪の増加につながります。

そうすると全身を巡る血液がドロドロになってしまい、心筋梗塞や脳梗塞、糖尿病などのリスクが高まるだけでなく、死亡率も高くなるといわれています。

また血液の循環が悪くなることにより、「万病の元」とも言われる冷えも招きます。できれば30分に1度、席を立つなどして座りっぱなしでいることを避けましょう。

(2)頬杖をつく

考え事をしている時やPCの画面を確認している時などにやりがちなのが、頬杖をつくという行為。これもあなたを老けさせてしまうNG習慣です。頬杖をつくと片側の頬が垂れ、ほうれい線が深くなったり、顔が歪んだり、ついた方の肘の乾燥や黒ずみを招くことにつながります。今すぐにやめましょう。

(3)猫背

PCでの業務などに集中していると、気がつけば猫背になっていることがよくあると思います。しかし、これも老けを招くNG習慣。背中にある大きな筋肉「僧帽筋」が硬くなることによって血流が悪くなったり、表情筋の動きが悪くなって顔のくすみやたるみを招くことにつながったりします。

この他、猫背はボディのたるみや便秘を引き起こすこともあります。座る時には胸を張り、腰を立てるイメージで姿勢よく座ることを心がけましょう。

(4)足を組む

座っている時に足を組むという人は多いのでは? しかし、この足を組む行為も残念ながら老けを招くNG習慣です。足を組むと血流が悪くなったり、骨盤が歪んでしまったりすることに。

血流が悪くなると、座りっぱなしの項でお話ししたように、血液がドロドロになって重大な疾病のリスクが高まることにつながります。また、骨盤が歪むと肩こりや腰痛を招き、ほうれい線やぽっこりお腹といった見た目の老化にも直結することがあります。そのため座る時には足を組まないように心がけましょう。

(5)冷たい飲み物やカフェイン入り飲料ばかり口にする

夏のオフィスは冷房の影響で想像以上に体が冷えているもの。にも関わらず、冷たい飲み物ばかり口にしていると体の冷えを招いたり、腎臓が冷やされて体のむくみを招くことにつながったりします。また、体の中の老廃物の排出作業に悪影響が出てしまうことにもつながります。そのため夏こそ温かい飲み物を口にすることを心がけましょう。

それでも、温かければ何を飲んでもいいというわけではありません。温かい飲み物となるとホットコーヒーを連想する人も多いでしょうが、カフェイン入り飲料は、多く飲んだり遅い時刻に飲んだりすると安眠を妨げることにつながります。そのため14時以降のカフェイン摂取はできるだけ控えることをおすすめします。

ほんの少しの心がけで、いつまでも若々しく綺麗な肌と体をキープできる見込みがあります。今日からできることをぜひ始めてみましょう。