5月16日夜に飛び込んできた、眞子さまご婚約のニュース。来年にはご成婚される想定とか。おめでとうございます。

お相手はICU時代の同級生で、おふたりは5年間お付き合いされていたそう。
20歳から5年。長い春か……と思いきや、出合ってから1年後にはすでにプロポーズがあったというから、おふたりの間ではタイミング待ちだったのでしょう。羨ましい限りです。

眞子さま20歳の記者会見では「結婚について考えたことはありません。理想の男性像も確たるものはありません」とお話になり、大学卒業のときには、文書で「結婚の時期は遅すぎず早すぎずできればよいと思っておりますが、理想の男性像というものは以前も申し上げたとおり特にございません」と回答されていました。その頃にも、おそばにはお相手の方がいらっしゃったということになりますね。

理想の男性像という話をしてしまうと、眞子さまの周辺にいる男性から洗い出しが始まるかもしれないという懸念もあったのかもしれません。

庶民の話と混ぜるのは不謹慎ですが、学生時代にラブラブで、うっかり「結婚しようね」という約束にもならない約束をしてきた独身アラサーやアラフォーOLは、世に巨万といます。しかし、それを完遂できる人は稀。

たいていは、「相手が社会人になって、一緒にいられる時間がなくなってしまった」「自分が社会人になって、仕事に夢中になっているうちに、彼や結婚に対する気持ちが弱くなってしまった」というように、学生時代の甘酸っぱい思い出として終わってしまうということが多いのです。

眞子さまのご婚約のニュースを読み、自身の20代前半の恋愛に思いを馳せながら「あの時の彼でよかったのかもしれない」「どうしてあのとき頑張れなかったのか」と、ため息をついている女性があっちにもこっちにも。

元銀行員で現在は法律事務所勤務の大学院生。高校まではインター在学で、大学時代は神奈川県藤沢市の「湘南江の島 海の王子」として活躍。
ネットに上がっているお写真を拝見しただけですが、爽やかで優しそうな方です。非の打ちどころがありません。

「結婚したいなと周囲を見渡しても、好きになれそうな相手すらひとりもいない」「いい男はたいてい既婚」というのは独身アラサー&アラフォーの愚痴のひとつですが、こんなステキな人がアラサー世代前に既婚になっていくわけですから、そりゃそうでしょう、という気にもなります。

20代での結婚を逃したアラサー&アラフォーに救いはないのか!?

現在独身のアラサー&アラフォーOL同様、「うっかり婚期は逃してしまったが、気持ちは学生時代と同じ」という人はいないんでしょうか。

女性はアラサー&アラフォーになっても、学生時代と同様、お相手は自分と同世代前後がいいなぁと考える人が圧倒的です。一方、男性はというと、自分は年をとり続けているのに、相手だけ「自分が20代前半のころに付き合った女性と同じくらいの年齢あたり」で選ぼうとしやがる。結婚したい独身アラサー&アラフォーが余る原因のひとつだと思うんですよね。

眞子さまと同じく、現在独身のアラサーもアラフォーも「遅すぎず早すぎず」結婚したいと思っていた(る?)わけです。それがいつだかわからなかった。
「31歳だけど、親戚以外の結婚式に出席したことがない」という人も少なくありません。友達がいないわけではなく、周囲で誰も結婚していないということです。自分の生息地に「まだ、結婚なんて……。ねぇ?」という雰囲気が漂っていると、なかなか結婚しなきゃという気持ちにはなれないものです。「25歳で寿退社した同僚を、当時は家庭に縛られるなんてお気の毒って思っていた。今は全力で羨ましい」という29歳独身OLの声もあります。

テレビニュースの街頭インタビューで、眞子さまのご成婚のニュースについて尋ねらた50代の女性が「早いですね」と答えていました。50代の主婦の方でも、25歳で婚約、結婚は早いと思う人がいる(それが一般の声として放送される)ご時世なんです。
でも、その後の数年間を逃すと、一気に「え、まだなの!?どうするの?」という気流に変わる。自分も「え、どうするんだっけ?」という気分になる。いやだわー。こわいわー。

高校生の頃から、将来は好きな人のお嫁さんになるもんだと思っていた。結婚したかった。でも、今じゃないと思って気が付いたらこんな年。

そこで、冷静になって考えてみることにします。その2では、独身アラサー&アラフォーOLに「どうしてどうして私たち結婚しなかったのだろう〜」を聞いてみました。BGMはユーミンの『リフレインが叫んでいる』です。