花粉症でなくても、肌に影響が……

花粉症の症状が出ていない方でも、この時季、なんとなく肌がかゆい、乾燥する、メイクのりが悪い、なんてことありませんか?
それは、花粉の影響かもしれません。
春は花粉だけでなく、気温の上昇や、紫外線量の増加など、肌には過酷な季節。肌のバリア機能が低下して、トラブルが起こりやすくなります。
そんなトラブルに負けない1分ベースメイクをご紹介していきます。

かゆいし、ムズムズするし、早く花粉の季節が過ぎて欲しいと願う人も……。


1分ベースメイク

花粉対策のキホンは「肌に直接花粉をつけない」こと!最近は花粉、PM2.5などを防げる機能性の高い商品が発売されています。
花粉が肌に直接つかないようコートしてくれるアイテムを選ぶこともオススメです。

エクスボーテ 薬用オルリッチ ハイプロテクトUV

紫外線、PM2.5、花粉、ブルーライトをカットする日焼け止め・化粧下地

資生堂 dプログラム アレルバリア エッセンス BB

敏感肌用 日中美容液・化粧下地

ポイント:指で伸ばすとムラ付きすることがあるので、スポンジ付けがオススメです。肌が敏感な時期は摩擦が刺激になることがあるので、スポンジで伸ばすのではなく、ポンポンと軽く叩くようになじませましょう。

ポンポンと叩くように。

 

1分化粧直し

外を歩くときは、マスクやメガネ、ストールなどで直接肌に花粉がつかないように注意することが大切ですが、メイク直しは?
一度メイクしてしまうと、花粉を落とすために外出先でメイクオフすることは無理ですよね。
そんな時は、ミスト状の化粧水がオススメ。

アベンヌ ウォーター

ミストタイプの化粧水。アベンヌ温泉水100パーセント。

一度、ミスト状化粧水をシュッとひと吹きした後に、ティッシュを顔に乗せ、ハンドプレス。そっとティッシュを外してから、スポンジで軽く押さえると、花粉だけでなく、皮脂も取れ、メイク崩れを防げます。
ローズウォーターなどは香りもついていて、気持ちもリフレッシュできますよ。ぜひ試してみて!



■賢人のまとめ
春は花粉、気温差、紫外線など肌にはとても過酷な季節。季節と肌状態に合ったアイテム選びが美肌のカギを握っています。
花粉対策のキホンは「花粉を直接肌につけない」こと!ムラなくベースメイクを仕上げることで、花粉をコートできますよ!

■プロフィール

オフィス美容の賢人 小西さやか

コスメコンシェルジュ。化粧品の研究や開発に携わってきたスペシャリスト。
現在は、一般社団法人日本化粧品検定協会を設立。
代表理事として、美容コラムの執筆、日本流行色の選定、メイクアップトレンドカラー本の監修を行っている。
最新著書「99%のクチコミは間違っている?! 勘違いだらけのコスメ神話」が2014年1月17日発売。
可愛くなりたいと頑張る女子こそハマってる!?コスメに関する意外な「勘違い」を一問一答形式で解説します!

「99%のクチコミは間違っている?! 勘違いだらけのコスメ神話」 http://www.amazon.co.jp/dp/493828054X/

小西さやかオフィシャルブログ:http://ameblo.jp/panntyann1/

2014年5月開催「日本化粧品検定」HP:http://www.cosme-ken.org/