薄毛になりやすいサプリメントとは?

写真拡大

サプリメントによる栄養補充は、薄毛改善にも高い効果が期待出来るため、取り入れている方が大勢いらっしゃいます。

確かに、サプリメントは簡単に不足しがちな栄養を補充することが出来るので、薄毛改善に取り組んでいる方には強い味方です。

しかし、せっかくサプリメントを飲んでいても、間違った取り入れ方をしていると、薄毛を進行させてしまいます。

今回は、サプリメントを摂取する上での注意点について紹介していきます。

薄毛を引き起こすサプリメント

サプリメントによって薄毛になりやすくなる原因は、過剰摂取にあります。

サプリメントに配合されている栄養素は、用量を守ると育毛効果によって薄毛改善が期待出来ますが、多く摂りすぎてしまうと逆効果になる恐れがあります。

特に過剰摂取が問題になる栄養素には、「脂溶性ビタミン」と「ミネラル成分」が挙げられます。

「脂溶性ビタミン」

脂溶性ビタミンは、水に溶けにくい性質を持っています。

そのため水溶性ビタミンとは異なり、過剰摂取した場合も尿によって排出されにくいため、体に蓄積されやすくなります。

脂溶性ビタミンには、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンKがあり、特にビタミンEは高い抗酸化作用が期待出来るため、薄毛改善にも効果的な栄養素です。

過剰摂取による副作用には、痒みや発疹など肌への症状も見られるため、副作用による頭皮の状態が悪化してしまう危険があります。

「ミネラル成分」

ミネラル成分には、亜鉛やマグネシウム、セレニウムなど髪の生成をサポートする成分が多く見られます。

そのため、多くの育毛サプリメントにミネラル成分が配合されています。

ですが、これらのミネラル成分には毒性も含まれているため、過剰摂取してしまうと、下痢や嘔吐などの副作用が生じる危険性も出てきます。

特に注意が必要になるのが「セレニウム」です。

セレニウムには、高い抗酸化作用が期待出来るため、育毛にも大いに活用することが出来るのですが、慢性的な過剰摂取の場合には、副作用によって薄毛を進行させるリスクがあります。

サプリメントを選ぶ際の注意点

サプリメントは、本来食事では摂取出来なかった栄養素を補うためのものです。

ですので、薄毛対策のための栄養補給はしっかり食事から取り入れて、不足したものをサプリメントで補うという形が理想的です。

もちろん食生活によってサプリメントの選び方も異なります。

自分の普段からの食生活を整えて、不足している栄養素をサプリメントで補うようにして下さい。