東京から小倉まで...

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2017年3月4日、JRグループ各社ではダイヤ改正が行われました。

それによって、東京駅から福岡の小倉駅まで1日で移動可能になったという投稿がツイッターで話題になっています。

乗り換え回数13回! 青春18きっぷなら2370円

「【朗報】今回のJRダイヤ改正で、一日で東京から普通列車乗り継ぎで小倉まで行けるようになりました」

というつぶやきとともに投稿されたのは、Yahoo!路線情報のスクリーンショット。

東京駅「JR横須賀線 久里浜行」(4時55分発)

品川駅「JR東海道本線 小田原行」(5時10分発)

小田原駅「JR東海道本線 熱海行」(6時22分発)

熱海駅「JR東海道本線 浜松行」(6時49分発)

浜松駅「JR東海道本線 豊橋行」(9時23分発)

豊橋駅「JR東海道本線新快速 大垣行」(10時3分発)

大垣駅「JR東海道本線 米原行」(11時42分初)

米原駅「JR琵琶湖線新快速 姫路行」(12時20分発)

姫路駅「JR山陽本線 播州赤穂行」(15時3分発)

相生(あいおい)駅「JR山陽本線 糸崎行」(15時25分発)

糸崎駅「JR山陽本線 徳山行」(18時29分発)

徳山駅「JR山陽本線 下関行」(21時59分発)

下関駅で「JR山陽本線 小倉行」(23時51分発)

ゴーーーーール!!!!! 0時4分 小倉駅到着

ちょっと西村京太郎の世界みたいになってきました。気が遠くなりそうですが、始発から何事もなく乗り換え続ければ、実に13回の乗り換えで、1日以内で福岡まで行けるということです。

鉄ちゃん・鉄子の皆さん知っていましたか? なかでも時刻表マニアさんにはたまらないですよね。

実際に記者もYahoo!路線で同じルートを検索してみたところ、歩く速度をデフォルトの「少しゆっくり」ではなく「少し急ぐ」に設定すれば、このルートで小倉までたどり着けるという結果が出ました。

また、ダイヤ改正前日の2017年3月3日時点に日付設定をして検索してみると、東京駅を5時20分に出て、その日のうちにたどり着けるのは厚狭(あさ)駅(山口県)まで。小倉に着くのは翌朝の6時37分になってしまうという結果が出ました。

さらに、路線検索では片道1万3220円という結果になっていますが、このルートなら「青春18きっぷ」も使えます。青春18きっぷは5回分で1万1850円なので、もし5人でチャレンジするなら1人2370円という計算になります。時間と体力に余裕がある人は、チャレンジしてみると楽しい旅になるかも。

ちなみに新幹線を使って東京から小倉まで行く場合は、東京を5時37分に発って品川駅まで向かい、品川駅から「のぞみ」(6時00分発)に乗れば、小倉には10時30分着。改めて新幹線の速さを実感しますが、そこはロマン勝負で!