結婚式は人生の一大事だし、お金がかかるのは世界共通。イギリスでは近年、結婚式にかかる費用が増えているようで…。リアルな結婚式事情をコスモポリタン イギリス版からレポート。

イギリスのウェディングプランニングウェブサイト<Bridebook>は、過去1年の間に行われた20,000件の結婚式から、結婚式費用の平均を算出。なんと結果は、38,666ポンド(約549万円)!

もちろん、これには式場、食事、飲み物、花、デコレーションなど、あらゆる費用すべて込み。でも、それにしたって、この値段は驚き。

データによると、全体の費用の中でも最も多額なのが式場代で、平均5,727ポンド(約82万円)。食事と飲み物代がこれに続き、その次がウェディングドレス代で平均1,268ポンド(約18万円)。

ちなみに、同じく<Bridebook>の調べによると、結婚式を挙げるカップルの62%が少なくとも費用全体の半分を負担し、全額支払うのはわずか22%のみ、とのこと。

興味深いのは、6桁を超える結婚式を挙げることが多いのはイギリス南東部で、そのうちの4%は総費用が10万ポンド(約1,428万円)以上という点!

では、気になる日本の結婚式事情は? 結婚情報誌の調査によると、2016年の全国平均の費用総額は359.7万円。都道府県別に見ても、最低約71.9%〜最高約88.9%のカップルが、費用において何らかの援助があった、と答えているそう。イギリスと異なり、日本の結婚式で最もお金がかかるのは食事代と飲み物代で、平均122.9万円。次いで衣装代が新郎新婦一着ずつで42.6万円、新婦がウェディングドレスとカラードレスの両方を着る場合(全体の63.7%)は、プラス23.6万の66.2万円。

ちなみに、日本で1番結婚式の費用をかける県は千葉県(597.9万円)で、2位の神奈川県(414.4万円)を大きく引き離し、唯一イギリスの平均を超える額に。その理由は明らかになっていないけれど、何だか色々考えさせられる数字!?

※この翻訳は、抄訳です。

Translation:mayuko akimoto

COSMOPOLITAN UK