グラスに花が咲く!花粉症の季節は「菊花茶」でのりきろう

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 菊花茶は、昔から漢方として飲まれている中国茶。解毒作用があり、頭痛やめまい、目の疲れに効くとされています。

 韓流ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」で、主人公の親友の具合が悪いとき、頭痛の薬として出したのも菊花茶です。

 菊の花にはアミノ酸や、ビタミン、葉酸、カリウム、鉄、亜鉛、銅、セレンなどの微量要素が豊富。乾燥させると、生の花よりは栄養価は落ちてしまいますが、リラックス効果は抜群。花粉症で、目がぐしゅぐしゅと充血したりしたときも、炎症を抑えて、症状を軽減させてくれますよ。

 さっぱりとしてて上品な味ですが、味に多少苦味があるので、慣れない人は緑茶やプーアル茶など、いつも飲みなれたお茶にブレンドするのもおすすめ。

 菊の花をそのまま乾燥させているので、お湯を入れるとカップのなかで菊の花が咲くのもかわいらしいんですよ!

 ただし、キク科アレルギーの人は飲むのはNG。下痢気味のときや、寒気がするときも、控えたほうがいいようです。