今までは週末にデートするだけだったけど、2年記念日を迎えたこともあり、2人で話し合った結果、同棲をすることに……。

ただ、いい大人2人が同棲をするとなると、いろいろと確認しなければいけないこともたくさんあります。学生感覚が抜けずに勢いだけで話を進めてしまう場合もありますが、確実に結婚まで辿り着きたいなら、慎重に準備を始めていきましょう。

そこで今回は、初めて同棲をするときの注意点をご紹介いたします。

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結婚へ進むタイミングは?

お互いに社会人として働いていれば、当然、同棲するとなった場合は、結婚を前提に話を進めていくことになるでしょう。しかし「いずれは結婚する」という曖昧な認識のまま、同棲生活を始めるのは危険すぎます。

正式に同棲が決まったら、どの段階で結婚に向けて準備を始めていくのかを必ず彼と話し合っておきましょう。たとえば、まず1年間は様子をみて、2人の生活ペースが出来上がったら結婚をするなど、具体的な期間を決めて、同棲をしたまま、ダラダラと過ごさないように気をつけてください!

家事はどちらが主導で行ないますか?

昔であれば、外で旦那さんが働き、家の中を奥さんがすべて担っていますが、今は男性に負けないくらい女性たちもガツガツと働く時代。今の彼と共働き夫婦になる可能性が高いなら、同棲をする前に、どちらかが主導で家事を行なうのかを決めておきましょう。

家事を分担するといっても、結局、女性側がほとんどやらなければいけないパターンも多く、仕事と家事の両立が最初の頃はストレスになる可能性も。ある程度は、仕事に集中したいと考えているなら、彼にもちゃんと手伝ってもらえるようにお願いをしておかなければいけません。

子どもはほしい? それとも……

同棲をする前に必ず確認してほしいこと。

それは「子どもの有無」です。今はライフスタイルが多様化してきている影響もあって、女性全員が妊娠・出産を望んでいるわけではありません。しかし、もしかしたら、彼はごくごく普通の家庭に憧れている可能性もあります。

一緒に住んでから「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも、お互いの方向性は、きちんと合わせておきましょう。

子どもを産むかどうかの問題は、今まで仲良く過ごしてきた2人の仲を引き裂く原因になりかねません。自分は子育てをしたいのか、それとも仕事に集中していたいのか……。彼とも話し合いながら、未来予想図を作成しておくように……。

ちゃんとご両親には挨拶した?

結婚ではなく同棲であっても、今までお互いの両親に、それぞれ挨拶したことがないなら、きちんとご挨拶を済ませておきましょう。ポイントとしては、両親に会わせる前に彼に関する基本情報は伝えておくこと。もちろん、彼にも同じようにあなたに関するネタを両親に伝えておくように指示しましょう。

そして、忘れてはいけないのが「手土産」。

人気商品やヒット商品ではなく、彼ママ・彼パパ好みのものを用意できるように、彼にも一緒についてきてもらって選ぶといいかも!

基本的なルールをつくっておく!

今まで別々に育ってきた2人がいきなり同じ屋根の下に暮らすことになるんですから、基本的なルールは決めておかなければいけません。たとえば、1人暮らしをしているわけではない以上、勝手に人を呼んで騒がれても迷惑ですよね。どこまでの人を家に招きいれていいのかも考えておく必要があるし、そもそも「朝帰り」は2人にとってアリなのかナシなのかなど、細かいルールを確認していきましょう。

家事を分担したいなら曜日制にして、ルールとして採用しておくのもあり! 話し合って決めたことは必ず書式化して、2人のマニュアルとして、適宜、変更・追加しましょう。

2人の未来のことを、ちゃんと視野に入れて。

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いかがでしたか?

初めて同棲をするなら、おそらく最初のうちは失敗続き。

ストレスが溜まるのも仕方ありません。それでも、彼との結婚生活を夢見ているなら、問題が発生するたびに話し合い、2人が落ち着く生活環境をつくりあげていきましょう!