乳がん検診の早期受診を

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北斗晶さんの乳がん告白は多くの女性にとって衝撃でした。でも、あの勇気ある告白をきっかけに、検診にいくことを決めた人もいるのではないでしょうか。手術を終え、闘病生活をつづるブログで笑顔を見せてくれる北斗さん。早くまた、元気に活躍する姿が見たいですね。

20歳から59歳の女性を対象に聞いてみたところ、乳がん検診の必要を認識している女性は84%もいるのに、実際に受けたことのない女性が47.8%にものぼるという結果が。「行かなきゃ」と思いつつ、ずるずると先延ばしにしてしまっている女性が多いようです。

危機感薄すぎ 検診を受けない3大理由は

乳がん検診を1年以上受けていない、または受けたことがない人に理由を聞いてみると、1位「お金がかかるので(40.1.%)」、2位「時間がない(32.5%)」、3位「年齢的に早いと思う(22.0%)」という結果になりました。

お金や時間の問題は多くの女性が感じるところ。でも、がんが知らず知らずのうちに進行してしまう恐怖と天秤にかければ、言わずもがなです。

また、若い世代になればなるほど危機感は薄くなるようです。34歳以下で「年齢的に早いと思う」と回答した人は4割以上、「検診の受け方がわからない」と回答した人が3割以上という結果になりました。乳がんは早期発見で治癒率が高いことでも知られています。乳がんの若年化が進んでいる今、定期的な健診を受ける習慣をつけたいですね。

北斗さんも「女性の皆さん、若かろうが年を取っていようが乳癌検診に行ってください!」と呼びかけています。思い立ったら今すぐに! 後悔しないようにしたいものです。

調査は、メットライフ生命が2015年8月11日〜18日、20〜59歳の女性を400人を対象にアンケートで。