片頭痛で死に至る?命に関わる危険な症状の見分け方

写真拡大

日本人の3人に1人が頭痛持ちと言われるくらい、頭痛は日本の国民病。頭痛と言っても種類は200以上。

頭痛は癖になると「またか…」と思ってつい頭痛薬を飲んで済ませてしまいがちだけど、命の危険がある頭痛もあるとか・・・

それは、何か病気が潜んでいて、2次的に頭痛が起こった場合。「私のクリニック目白」の平田雅子先生に、2次的に起こる頭痛について解説してもらいました。

(以下、平田雅子先生)

首の後ろが固くなるのは、ウィルスやカビ、ガン細胞などが脳脊髄膜にある場合の髄膜炎の可能性があるの。

頭痛が朝にひどく痛みがある場合は、脳腫瘍のこともあるのよ。

急なひどい頭痛や、突発的な頭痛、回数や重症度が増す頭痛は要注意なことがあるの。
そして発熱や嘔吐を伴う頭痛も要注意だわ。

他にも、くも膜下出血や、脳出血の可能性もあるの。だから、今ある頭痛の状況を確認してね。

片頭痛は、脳血管が拡張して、脳周辺の神経が刺激され、頭痛が引き起こされるのよ。
その理由は、ストレスや睡眠不足、過労など。

人によっては、眩しい光を見たり、気温の変化、湿度の変化でも起こりやすいわ。

一般的な頭痛であれば、極力規則正しい生活をしたり、食生活に気をつけたり、休養をしっかり取ることで改善されやすいの。

まずは食生活、日常の生活のストレスをなくすようにしてみてね。あとは、無理に我慢しすぎると2次的な病気を見逃しちゃうから我慢は禁物よ。

ただの片頭痛だと自分で決めつけず、早めに専門家に見てもらってね。