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英女優エマ・ワトソン(Emma Watson, 20)は倫理的ファッション好きなことでも知られ、ピープル・ツリー(People Tree)とコラボしてファッションラインを立ち上げたり、現在は伊デザイナーのアルベルタ・フェレッティ(Alberta Ferretti)ともコラボしたりしている。持続可能性の大切さに対する意識を高めることで、ファンが地球のもろさを考えはじめるきっかけになればと考えている。

「何を買っているのか、どこで作られているのかをしっかり考えることは大事だわ。お客さんとして、買うものに気をつけるだけで世界を変えることができるのよ」とエマは米InStyle誌4月号で説明している。

エマは『ハリー・ポッター』シリーズのハーマイオニー・グレンジャー役で最もよく知られている。同シリーズは今年公開の最終作でいよいよフィナーレを迎え、同時にハーマイオニー役にも別れを告げることになる。演技以外でも才能を証明することができた今、ファッション界に進出したことをうれしく思っている。

同プロジェクトに自ら提案することが好きだというエマ。以前、『ハリー・ポッター』シリーズに出演することは大変な面もあると認めていた。例えば髪を切ることさえも許されなかったという。
「自分が好きなようにできるのって最高!女優としての仕事は別の誰かのビジョンに命を吹き込むことよ。でもファッションなら、自分のクリエイティビティを表現できるわ」とエマ。「それに、環境に悪影響を与えていないのを分かった上で服を買いたいと思っていたの。ずっとアートに囲まれてきたし、ファッションは大好き。本当に楽しめるものと言えるわ」

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