祖母の言葉で知る現実


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小学5年生の春、父親の不倫が原因で両親が離婚。朋は妹の真由、そして母親との新たな生活を期待しましたが、連れて行かれた先は伯母の家でした。母親は「この子たちをよろしくお願いします」と言い残して立ち去り、姉妹は自分たちが捨てられた現実を知ります。

自分たちを置き去りにした両親を嫌いになりきれない葛藤、次々と襲いかかる理不尽な出来事--。厳しい現実に直面しながらも、互いに支え合い、過酷な運命を懸命に生き抜いてきた姉妹の物語をお送りします。

※本記事はひらたともみ著の書籍『親に捨てられた私と妹 不器用な人』から一部抜粋・編集しました。

3人暮らしが始まった


5キロでいい?


お金ない


お金がなかった


そうだよね


呆れる…


買ってくるね


待って!


寒いなぁ…


お米も買えなくなって…


なにしてるんだろう


お母さん


知らないの?


倒れていたらしい…


え?


マジィ~?


ちょっとどうしたの?


なんでもない


笑ってないと


とうとう独りぼっちか…


すいとんだぁ~


重荷なのかなー


絶対…!!


ずいぶん降ってきたね


著=ひらたともみ/『親に捨てられた私と妹 不器用な人』