映画オタクだけど接客業は苦手。バイトのアラサー女性が客のクレームに対応した結果


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レンタルDVDショップのアルバイト店員・久保田ミワ29歳。人生の大半を映画に捧げるほど無類の映画オタクで、激推しの俳優は八海崇(やつみたかし)。演技力はもとより、顔、声、プライベートな部分に至るまで…ミワにとっては全てを愛する存在で、出演する映画を観ては元気をもらっていました。

そんなある日、八海が自宅の家政婦を募集していることを知り、応募条件は満たせなかったものの、採用された人を一目見ようと八海邸に偵察へ。そこで偶然が重なり、採用予定の家政婦と間違えられたミワは「なりすまし」の家政婦として働くことに!

なりすまし家政婦×イケオジ俳優の恋愛劇『ミワさんなりすます』を4回連載でお送りします。今回は第1回です。

※本記事は青木U平著の書籍『ミワさんなりすます』から一部抜粋・編集しました。

■第一幕 トゥルーなロマンス(1)

第一幕


トゥルーなロマンス


これ、棚戻しお願ーーい


言えない


ちょっとアンタ


とんでもないお客さんが来てしまった...


59分04秒あたりとか


この映画10回観てますし


クビ!!


それでは皆さん、お世話になりました......


見ててイライラすんだよね


29でサブカルちゃんてなー


私には映画がある


かけがえのない"激推し”俳優がいる


八海崇


私は、八海崇に恋をしている


詰んでる私の人生に生きる力を与えてくれる


でもやるんだよ


でも...やるんだよ......


住所もわかってしまったのよね


家政婦を募集している......!!


著=青木U平/『ミワさんなりすます』