ベース食材で満足感たっぷり!ベジメニュー|細川芙美のおうちレシピ、よそいきレシピ
今日は自分のために作る日、今日は誰かのために作る日…。「誰が食べる」をテーマに、フードデザイナー・細川芙美さんが、同じ食材を使って2パターンのレシピを紹介します。
今回のテーマ食材:カレー粉、納豆、高野豆腐
健康への気遣いが高まり、食べたもので体の変化がわかるようになると、「次はどういうものを食べようか?」がより楽しくなる。ただ、肉や魚が大好きな人にとって、ベジタリアンレシピの“どこか物足りない感じ”は否めない。満足感の側面からも健康になるために!今回は、ベジタリアンのうちよそレシピをご紹介します。
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【おうちレシピ】3STEPで完成!ナスがたっぷり、納豆ベジカレー
材料(4〜5食分)高野豆腐…3枚ナス…2本玉ねぎ…3/4個パクチー…1束にんにく…2片生姜…500円玉サイズ2枚納豆…1パック(40g)クミンシード…小さじ1米油…適量トマトペースト…1パック(8g)カレー粉…小さじ4みりん…大さじ2昆布だし…600ml味噌…小さじ1塩…小さじ1/2黒胡椒…適量
ごはん…適量フライドオニオン…お好みの量カシューナッツ…お好みの量
STEP1:下準備
たっぷりの水に10分ほどつける。ナスはまとめて切るといい。この大きさが食感としてGOOD。みじん切りの後は鍋に直接入れて。
【1】高野豆腐は戻しておく。ナスと玉ねぎは1cmの角切り、パクチーはざく切りに。にんにくと生姜はみじん切りにして鍋に入れる。
STEP2:炒める
そぼろ状になるまで。豆がほぐれるまで流水でよーく洗って。クミンシード、米油を入れて香りが出たらナスと玉ねぎ!これ鉄則。
【2】高野豆腐をフードプロセッサーで細かくなるまで砕き、納豆は水洗いする。1の鍋にクミンシード、米油大さじ1を入れて香りがでるまで弱火で熱したら、ナスと玉ねぎを加えて中火にし、さっと炒める。
STEP3:完成
焦げ付きやすいのでしっかりこそいで。トマトペースト、カレー粉を入れたらよく炒めて。フタを開けたまま煮ていきます。風味を良くする黒胡椒はしっかりと。
【3】2の鍋に高野豆腐と納豆を入れたらさっと混ぜ合わせ、米油大さじ2を追加する。トマトペースト、カレー粉を入れて炒め合わせ、みりん、昆布だしを加えて味噌を溶いたら、弱めの中火で20分ほど煮込む。仕上げに塩・黒胡椒を振って完成。
「ナスがたっぷり、納豆ベジカレー」の完成
トッピングのフライドオニオン、カシューナッツで食感をプラスすることで、より満足感がアップ。大豆からなる納豆と高野豆腐の旨味とたんぱく質が“おいしい”の土台に。スパイスカレーのマイレシピに、ベジメニューの1ページを追加しましょう!
【よそいきレシピ】4STEPで完成!納豆と高野豆腐のスパイスサモサ
材料(2人分)高野豆腐…2枚にんにく…1片生姜…500円玉サイズ2枚玉ねぎ…1/4パクチー…1束納豆…1パッククミンシード…小さじ2カレー粉…小さじ1塩…小さじ1/3黒胡椒…少々春巻きの皮…10枚米油…適量
※細川MEMO三角形は一番食べやすい思いやりのある形。二重に巻くことで、時間が経ってもサクサクです。
STEP1:下ごしらえ
高野豆腐は戻したらよく絞って。まとめて入れてOK。細かめのみじん切りに。スプーンを使うと便利。
【1】戻した高野豆腐とにんにく、生姜、玉ねぎをフードプロセッサーに入れ、細かくなるまで砕く。パクチーはみじん切りに。納豆は水洗いしておく。
STEP2:タネを作る
塩味を効かせる。黒胡椒もしっかり。水気をきった納豆を入れて。さっくり和える。
【2】ボウルに1の具材とクミンシード、カレー粉を入れ、塩・黒胡椒を振ったら混ぜ合わせる。
STEP3:包む
皮は3等分に切る。写真手前、少しスペースを開けてタネを縦長に盛る。左角を右上の辺に向かって三角形に折る。同様に、対角線上に交互に折りたたんでいく。タネは重ねるようにそのまま巻き込んでいく。最後まで包み端を折り返したら1週目完成。 2週目。皮の閉じ目を上にして、もう1枚の皮にL字に置く。1周目と同様に、三角形に折っていく。皮がたるまないようきちっと絞めながら。閉じ目は下にして。
【3】春巻きの皮は3等分に切る(乾きやすいので、直前まで袋に入れておくこと)。皮に大さじ山盛り1杯分の2のタネをのせて、三角に巻いていく。1度巻いたものを同じように巻いて2重に。
STEP4:焼く
米油は底から1cmくらいの量。サモサを入れたときに優しい音と気泡がしたらOK。色づいてきたらひっくり返す。きつね色になるまで。
【4】フライパンの底から1cm程度の米油を入れて弱めの中火で熱したら、サモサの皮の閉じ目を下にした状態で入れ、きつね色になるまで焼く。
「納豆と高野豆腐のスパイスサモサ」の完成
仕上げに塩とカレー粉(共に分量外)をかけて見栄えよく。黒い器に盛ると黄金色がより映えるので、カジュアルな料理も高級感が出てよそいき感がアップします。パクチーやスパイスが好きな人に、新しい角度から“おいしい”をプレゼン。応用が効くこの巻き方だけでも覚えて帰ってください!
photo:Miyu Yasuda細川 芙美 フードデザイナー
ロケ弁ブランドをはじめ、レシピ提供やメニューのプロデュースも手がける。著書『#ひとりじめ飯』(光文社)が発売中。Instagram:@humihosokawa