「FOREVER21」が日本再上陸! 「グローバルワーク」「ニコアンド」などのアダストリアが日本展開のパートナーに
2022年9月21日、株式会社アダストリアが開催した「アダストリア FOREVER21再上陸発表会」で米国発のファッションカジュアルブランド「FOREVER21」の日本再上陸が発表されました。
「FOREVER21」は、30年以上の歴史を持つアメリカ・ロサンゼルス発のファッションカジュアルブランド。日本国内では2009年に単独1号店を出店し、2010年代の外資系ファッションブームを先導したブランドとなりましたが、2019年に日本での店舗展開は終了しました。
しかし、2020年に米ブランド管理会社のオーセンティック・ブランズ・グループ合同会社(Authentic Brands Group LLC、以下ABG社)が同ブランドを買収し、リブランディングに着手。
商品の品質・価格や店頭表現をリニューアルし、サステナビリティや社会貢献へのアプローチを積極化するなど、今の時代に合わせたプロモーションを展開したことにより、多くの顧客の支持を得るブランドへとイメージを刷新し、世界主要国で570店舗以上を展開するグローバルブランドとして事業を拡大しています。
▲アダストリア 木村治代表取締役社長
そんな「FOREVER21」が2023年に日本再上陸。日本でまた展開するにあたり、「グローバルワーク」「ニコアンド」「ローリーズファーム」など、グループで30を超えるブランドを国内外で展開するアダストリアの新子会社Gate Win(ゲートウィン)が、日本でのマスターライセンスを保有する伊藤忠商事株式会社とサブライセンス契約を締結しました。
2023年春から、アダストリアグループ公式WEBストア「.st(ドットエスティ)」での販売を開始し、関東・関西の郊外ショッピングセンターを中心に出店が予定されています。
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「FOREVER21」の日本再上陸にあたり、アダストリアグループが掲げる大テーマは “トレンド&ハイクオリティへの転換”。
高いファッション感度と多様なカルチャーを背景に持つ「FOREVER21」のファッションブランドとしてのポテンシャルと、アダストリアの環境と人に配慮したサプライチェーンマネジメント(SCM)を軸に、1,400万人以上の会員を保有する自社EC、店舗開発力、商品開発力などの強みを掛け合わせることで、かつての大量生産・大量販売・大量廃棄、といったイメージから脱却し、現在の日本マーケットにローカライズしたファッションを届けることを目指すと発表されました。
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新しい価値観を表明するコミュニケーションテーマは、『Wear No Filter』。
“一人一人のリアルを、美化したり、ぼかしたりすることなく、着ることでむしろ、その人らしさが裸になっていく。そのままを映し出すこと。それらが最も魅力的だと信じる、FOREVER21の合言葉。”
新生「FOREVER21」は、さまざまな現代的な価値観へのリスペクトと共鳴を、さまざまなクリエイションに表現していきます。
今後は2022年12月に新たな「FOREVER21」の商品テーマをお披露目する商品展示会をメディア・関係者向けに開催予定。2023年2月21日、「.st」での販売開始を目指します。価格帯は一点4,000円ほどの予定で、幅広いシーンで楽しめるアイテムを展開予定とのこと。今後の情報が楽しみな「FOREVER21」。ぜひ注目してみてくださいね。
(取材・文:錦織絵梨奈/マイナビウーマン編集部)