社会人の8割弱がスマホ依存に該当。スマホ依存の実態調査結果
ライボは「2022年 スマホ依存の実態調査」の結果を発表しました。本調査は8月31日〜9月5日、スマホを所有する社会人男女2,215人を対象に行われたものです。
まず、対象者にスマホ依存度のチェック表を確認してもらったところ、「やや依存している」が20.4%、「依存している」が40.5%、「かなり依存している」が7.6%となり、合計で79.6%が“依存している派”に該当する結果となりました。
自身がスマホに依存していると思う理由を聞いてみると、「スマホを見ているうちに無意識に時間が経っている」が75.3%で最多となり、次いで「少し時間が空くとスマホを開いている」が64.2%、「特に見るものがなくてもスマホをチェックしている」が54.3%、「スマホなしでは1日過ごせないと思う」が54.1%で続いた。
コロナ禍前後でスマホを使用する時間に増減があったかについて尋ねると、「すごく増えた」は22.6%、「増えた」は32.2%、「やや増えた」は24.0%で、合わせて78.8%が増えていることも分かった。
増えた理由については、「コロナ禍で人と会う機会が減ったから」「コロナ禍の行動制限による孤独感を埋めるため」「在宅時間の増加で暇な時間を埋めるため」などの回答が多く見られています。
コロナ禍前後のスマホ使用の増加時間を具体的に見ていくと、コロナ前では1日平均3時間32分(212分)に対し、コロナ禍では1日平均4時間54分(294分)に。全体で1時間22分(82分)スマホ使用時間が増加している結果となりました。1日の最長使用時間は、18時間(1080分)という回答がありました。
スマホを使用する目的については、「コミュニケーション(SNS含む)」が87.1%で最多になり、以下「動画視聴(ライブ配信含む)」が77.1%、「情報取集」が58.7%で続きました。
スマホで最も長時間使用するものを聞くと、「動画視聴(ライブ配信含む)」が38.8%で最多となり、1日の平気使用時間は2時間36分(156分)でした。次いで「コミュニケーション(SNS含む)」が26.2%、「情報取集」が13.9%となっています。
今後、行動範囲の規制が緩くなるにつれて、スマホ依存は緩和していくのでしょうか? 今後の流れも気になりますね。
■調査概要
調査対象者:全国/スマホ所有者/男女/18歳〜59歳
調査条件:1年以内〜10年以上勤務している社会人/20人〜1,000人以上規模の会社に所属
調査期間:8月31日〜9月5日
サンプル数:2,215人
調査方法:インターネット調査
(フォルサ)