婦人科系の不調改善も!? 女性におすすめしたい「腰痛緩和のツボ」

写真拡大

働く女性を悩ませるさまざまな不調。第5回のテーマは、長時間の立ち仕事や運動不足などで起こりがちな「腰痛」に効くツボ。具体的にどのツボをどのように押せばいいのか、ボディバランス整体師の吉田佳代さんに解説していただきます。

■第5回のお悩み「腰痛」

◇次髎(じりょう)

腰とお尻の間あたり、骨盤中央にある仙骨の片側4つ(左右合わせて8つ)のくぼみの、上から2番目の左右のくぼみ部分にあります。

◇ツボの押し方

人差し指から薬指を並べて左右のツボにあて仙骨全体を指で軽く押しながら上下に5秒揺らすように刺激し、その後左右に5秒揺らすように刺激します。(刺激のやり方は爪先で擦る刺激でもOK)

◇得られる効果

骨盤内の血流を良くする「次髎」のツボの刺激は、腰痛や生理痛の緩和や冷え性の改善に効果的。骨盤内にある子宮や卵巣、膀胱などの臓器の血流が良くなるため、生殖器疾患の改善やPMS(月経前症候群)など婦人科系の不調、排尿障害など泌尿器系の症状の改善が期待できます。また、頭痛や肩こり、背中の張りやこりにも効果的です。体の中心でもある仙骨部分にあるツボを刺激することで、体のバランスも整います。

■婦人科系の不調にもおすすめのツボ「次髎」

毎日同じ姿勢で過ごすことで起こりがちな腰痛。椅子に座ったままでも刺激できるので、仕事の合間に簡単に押せるのはうれしいですよね。しかも婦人科系の不調にも効果が期待できるというのだから、試してみて損はありません。ぜひ10秒リフレッシュしてみてくださいね。

次回は、「ストレス」にアプローチする10秒リフレッシュを紹介します。お楽しみに!

◆Check!

<<他の悩みをまとめてチェック

(文:吉田佳代、イラスト:のがみもゆこ)