パートナーチェンジで募る不安と揺れ動く感情【セカンドチャンスウェディング2】

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7月2日(土)からABEMA で配信が開始された『セカンドチャンスウェディング2』は、4週間の“週末婚”を経て、プロポーズを最終目標にそれぞれパートナーを探す婚活リアリティー番組。

前回の放送では、番組初の試みとなるパートナーチェンジの結果が明かされ、一夫多妻制となったペアや、パートナーチェンジを辞退したメンバーに注目が集まり、今後の進展に期待が高まりました。

「エピソード5」となる今回は、4週目の婚前旅行を控えた最後の週末婚。今までのパートナーか、新しく過ごしたパートナーか……。それぞれが様々な思いを胸に、最後の週末を過ごすことで、自分でも分かっていなかった“本当の”気持ちがより鮮明に見えてくることとなります。

■別の相手と過ごすことへの不安

(C)AbemaTV, Inc.

2週目の週末婚でタカマサさんと距離を縮めていたカオリさんと、サリナさんにストレートに愛を伝え続けていたジュングさん。3週目のパートナーチェンジでは、そんな意中の相手との週末婚を経た2人が夫婦になりますが、どうしても気になるのは“以前のパートナーが新しいパートナーとどう過ごしているか”。

カオリさんは、タカマサさんがパートナーチェンジで新たにエツコさんと“夫婦”として過ごしていることが不安であることを明かし、「怖いんだよね。別の場所にいるから、どうにもできないし手出しができないから」と自分の意中の相手が別の相手と過ごすことで、自分から気持ちが離れてしまうのではないかと不安を募らせている様子でした。

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そのことについて、同じく「サリナ一択」と強い意思を表明していたジュングさんは「付き合って夫婦になるなら、今回で盛り返されなくても絶対いつか他で盛り返される」とあくまでも冷静な様子で、今回のパートナーチェンジで他の人と過ごしても相手が揺れ動かないかで、相手のことが分かるのではないかと示唆。

その考えを聞いたカオリさんも「相手のことを考えることができたし、自分の気持ちの整理もつけられた」と、今回のパートナーチェンジがあったからこそ見えてきた部分があったことを明かします。

他の相手と関わることで気持ちが揺れ動くのか、揺れ動かないのか。今回のパートナーチェンジでは、他の相手と過ごすことで自分が気づいていない部分で、どれだけ相手を好きだったかが明確に見えてくるように感じました。

■新たなパートナーへの気持ち

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一方、タカマサさんは今回新しくペアとなったエツコさんと湘南でデート。エツコさんは「一緒に居て一番楽。気を使ってない」「第4クール絶対一緒に居ても楽しい」と好意を示し、タカマサさんも「どこいっても楽しいと思う」といい雰囲気に。

エツコさんは「空気感は合ってるし、今後ずっと続けていける気しかしない」とタカマサさんとの将来を考えられると楽しそうに話し、タカマサさんも「ん? って思うことがない」と同意。お互いに空気感が合っていて違和感なく、気をつかわずに居られる存在である様子です。

会話が上手く、常に明るく話をするエツコさんと、口下手ながらも空気のように寄り添って話を聞いてくれるタカマサさんのペアは、マッチしているように見えました。

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その後、タカマサさんは「自分でも(カオリさんに)決まってたなと思っても、過ごす人が違うとその人の良い面も見えてくる」と少し気持ちが揺れ動いていることを明かし、エツコさんについて「自然と気楽に話せるし、向こうも気を使わずに話してくれる」「婚前旅行に行って一緒に過ごしていても普通に居られる感覚はある」と好印象。

それはエツコさんも同じのようで、「落ち着くし、無理しなくて済む」「タカマサさんだったら進展するかも? という感じ」と、お互いにありのままの自然体で居られる存在であるよう。

恋人ではなく、“結婚相手”を探すのが番組の目的。生活する上で“気を使わずにいられる”“違和感がない”というのはかなり重要な要素であると感じます。そんなタカマサさんとエツコさんのペアについて、スタジオのMC陣からも「相性は良さそう」という声が上がっていました。

■パートナーチェンジで揺らぐ想い

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パートナーチェンジで気持ち揺らぐことになったメンバーは他にも。

サリナさんとペアとなったリョウタさんは、横浜での2人きりのデート後に正直に「揺らいでいます」と明かしており、最初のパートナーであったハルナさんもサリナさんも、自分の話に笑ってくれてツッコミを入れてくれる“一緒にいて楽しい存在”であることが大きな理由だったよう。

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さらに、ジュングさんと一緒にいるときとは違った顔を見せていたサリナさんも、「本当に楽しかったし、思ってたより(自分が)ゲラゲラ笑ってた」と肩肘を張らずに緊張が溶けた状態で一緒にいれた様子。

ただ、「それが恋愛か結婚かは明確に答えが出せていないので、もうちょっと深く知られるように」と自分の気持ちへの明確な決断は出ていませんでした。

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一方、以前はリョウタさんとペアであったハルナさんも、新たにパートナーとなったジュングさんとのデートが楽しかった様子。ハルナさんは、サリナさんへの思いがジュングさんにあることを知っているのか、2人きりのデート中に「罪な男!」とジュングさんに言い放っており、感情が揺らいでいるのでは? と思わせられます。

今回は、ジュングさんの口から現在の明確な気持ちが明かされることはありませんでしたが、サリナさんへの思いは揺らいでいないように感じられます。その思いは果たして届くのか。パートナーチェンジによってそれぞれの感情が揺れ動いた後に出す結論こそ、本物な気がしますね。

■明かされる、トシマサの“週末婚辞退”

これまでトシマサさんが週末婚を辞退したことを知らなかったメンバー。2週目と同様、3週目もZOOMで近況を報告することになりましたが、そこにトシマサさんがいないことにざわつきます。

そして、後から1人で登場したトシマサさんが「まぁ、僕一途なんで」と週末婚を辞退したことを告白。その選択を知らなかったミクさんは、一途な愛に照れながらも、動揺を隠せない様子でした。

タクヤさんとの時間に向き合っていたミクさんが、トシマサさんのこの決断を知ったことによってどう動いて行くかが気になるところです。

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また、タカマサさんとエツコさんの仲が深まっていることに不安を募らせていたカオリさんは、ZOOMでの2人の距離感がそこまで近くなかったことに「ちょっと安心した」と言いながらも、「胸がざわざわしていた」と不安はぬぐい切れないよう。それはジュングさんと過ごしてもカオリさんの気持ちがタカマサさんに真っ直ぐと向いているからこその感情であると感じます。

揺らぐことなく最初のパートナーへの思いを募らせるメンバーや、新たなパートナーを知ることで芽生える新たな感情に揺らぐメンバー。短い期間だからこその難しさはありますが、その中でも見えてくる、些細な感情を見落とさないことが、2度目の結婚の成功の鍵であるのではないでしょうか。

■婚前旅行へ行くのはどのカップル?

5話のラストでは、タカマサさんとエツコさんの最終日のデートの様子が取り上げられます。

ハンモックに寝そべって会話を交わす中、タカマサさんの気持ちが揺らいでいるのを察したエツコさんは「私は一択。他への気持ちはあまりない」とハッキリ宣言。エツコさんはこの先手を打つような発言について「言っちゃった方が良いだろうと思った。今日が最後だし、それを言った方が自分の気持ちがわかりやすいだろうなって」と説明しており、エツコさんらしいストレートな告白がタカマサさんにどう刺さったのか、気になりました。

次週の放送ではいよいよ、パートナーチェンジ後に“婚前旅行に行きたい相手”として選んだ相手が明かされます。お互いに選んで“相思相愛”となったカップルは誰なのか、次回の放送が楽しみでなりません!

(瑞姫)