【難読】“ざんじ”じゃないの?「漸次」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「漸次」の読み方です。
“ざんじ”かな? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
■「漸次」の読み方は?
「漸」は、「斬」という字が入っているので、何かを切るようなイメージから“ざん”と読む人が多かったりしませんか? 「次」は、そのまま読むと“つぎ”ですが、次回や目次と読むので、“じ”とも読みますよね。
では、二つを合わせてなんと読むのが正しいのでしょうか。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“ぜんじ”と読みます。
■「漸次」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「漸次」の意味は以下のように解説されています。
ぜん‐じ【漸次】
[副]しだいに。だんだん。「老齢人口が―増加する」
しだいに、だんだん、徐々にといった意味合いで使われます。時間の経過とともに、物事や状態が変化していくのを表す言葉ですね。
■読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「漸次」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。普段の会話で使う機会はなかなかない言葉ですが、ビジネスシーンなどでは使われることもあるようです。
実は“ざんじ”と読む言葉は別にあるので、混同せずにしっかり使い分けたいですね。気になった人は、“ざんじ”と読む言葉がどんな漢字なのかも調べてみてください!
(ななしまもえ)