【2/21〜2/27の運勢】2月4週目の運勢はどうなる?SUGARさんが贈る12星座占いをチェック!

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今週のおひつじ座の運勢


illustration by ニシイズミユカ


小さくまとまるなかれ


今週のおひつじ座は、みずからを挑発し、発破をかけていこうとするような星回り。

風景画において幾重にも重ねられた、平行線の彼方のごとし。画家や版画家が大地の広がりを描き出すとき、筆の彼方に地平線を運び去り、消散させてしまう<外部>への遁走と化し、この世界に対する力動的想像力の限界が試されていきます。

同時に、大地の広がりとの同一化は、人間の自然な自尊心を呼び覚ますのです。壮大な未来に生き、限界を知らぬ意欲に生きる一方で、自分が宇宙の主人となるまで満足しないような超人的な誇りとしか言いようがない気分を湧きたたせるはず。

今週のあなたもまた、謙虚さの仮面の下で抑圧してきた自尊心をよみがえらせるべく、果敢に今目の前にある現実からの決死の遁走に身を任せていくべし。

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今週のおうし座の運勢

illustration by ニシイズミユカ


平熱の無常感


今週のおうし座は、「親しき中にも礼儀あり」という言葉を地で行くような星回り。

「震度2くらいかしらと襖ごしに言う」(池田澄子)という句のごとし。ごく些細ではあるけれど、ぎりぎりの均衡を保っていた家庭や、追い詰められた人間の精神を崩壊させかねない程度の災難を、さらりとやり過ごす掲句の根底にあるのは、「襖」というごく日常的なモノの働きに表れている家族の距離感でしょう。

作者とその家族は、きっとふだんから適度な距離感を保って暮らしており、空気や声は程よく通しつつもさりげなくプライバシーも確保する「襖」が象徴しているのです。

今週のあなたもまた、親しい相手との関係性にこそ程よくさりげない距離感や風通しを心がけていくべし。

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今週のふたご座の運勢

illustration by ニシイズミユカ


ゆらぎと速度


今週のふたご座は、時の重みを重ねて誰か何かのことをきちんと見極めていくような星回り。

西方にある極楽浄土にあって生あるものすべてを救うとされる阿弥陀如来は、古いものであればあるほど、明るい日差しや蛍光灯のしたで見るのと、ローソクの灯りで見るのとではまったく違ってくるものです。

かすかなローソクの炎であっても、きれいにゆらいでいるのがわかりますし、時には阿弥陀さまの“ほほえみ”が見えるときさえあるのだそう。見ているものにとってはちょうど疑似的な立体映像みたいになって、つまり“生き生き”として見える訳です。

今週のあなたもまた、ある特定の分野であれ人間であれ、研究する対象を殺してしまうのではなく、いかに生かす仕方で扱っていけるかということが問われていくでしょう。

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今週のかに座の運勢

illustration by ニシイズミユカ


のたうちまわって生きて行く


今週のかに座は、無意識のうちに自分が真似ていたモデルを再発見していくような星回り。

「曖昧に踊り始める梅見かな」(野口る理)という句のごとし。永い歳月の間に風雪にさらされるうち、斜めに傾き、横に広がっていった梅の枝ぶりに、思わず身体が反応したのでしょう。

まっすぐに、最短距離を、何事もなく、コスパよく進んでいくだけが人生じゃないさ。むしろ、「疎痩横斜」な梅の老木は人間にそれとは対極にある“老成の美”というものを教えてくれているようでもあります。

今週のあなたもまた、自分の生き方や姿勢がいい塩梅の曲がり具合になっているか、なりそうか、改めて確認してみるといいでしょう。

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今週のしし座の運勢

illustration by ニシイズミユカ


創造に伴う深い憂鬱


今週のしし座は、みずから創った作品からの問いかけを、きちんと受け止めていこうとするような星回り。

フランケンシュタインとは、怪物そのものの名前ではなく、それを作った科学者の名前。『フランケンシュタイン』の物語は「怪物とは何者か?」という重要な問いかけを、今もなお読者に向けて発し続けているのだとも言えます。

怪物にとって、フランケンシュタインとは「創造主」「神」だったのであり、自身の立場はアダムとサタン(悪魔)の両方を兼ね備えたものでした。しかし、この物語の神は、アダムがひとりぼっちにならないようにと伴侶を創り与えた聖書の神とはまったく異なり、数々の仕打ちが怪物を凶悪化させてしまうのです。

今週のあなたもまた、創造(クリエイティブ)という行為にどうしても入り込んでしまう無意識的な怖れや不安と改めて向き合い、少しでもその正体を看破していくことがテーマとなっていくでしょう。

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今週のおとめ座の運勢

illustration by ニシイズミユカ


地を這うように


今週のおとめ座は、普通なら見過ごしがちなサインを受け取り、自らを励ましていくような星回り。

「堅香子にまみえむ膝をつきにけり」(石田郷子)でおもしろいのが、「まみえむ」という謙譲表現を使っていること。まるで貴人にでも接見するかのように、膝をつき、目の位置を低くして、うつむき気味に、儚げに咲いている花に深い敬意を込めているのです。

もしかしたら作者はそのことを知っていたからこそ、片栗の花に会いにわざわざ山地までおもむき、自分の中の何か、春を待つ気持ちとしか言いようのないものをそっと確認していたのかも知れません。

今週のあなたもまた、小さなものやかそけきものの消息をたどいっていくことで、自身の中で消えそうになっていた希望を保持させていくべし。

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今週のてんびん座の運勢

illustration by ニシイズミユカ


負けるが勝ちよ


今週のてんびん座は、偶然のたわむれをできるだけ邪魔することなく見守っていくような星回り。

にんげんの友だちもいるが、にんげん以外の友だちも持ちたいと思う人にとって、レコード屋や古本屋というのは格好の社交場となります。なぜなら、本やレコードというのは、時おりじつにさまざまな語り口や長さで、こちらにシグナルを送ってくるから。

ここでの出会いは生ものであり、ほとんど偶然の賜物です。出会いのたまたまからこそ、濃密な意味が立ち上ってくるんだということに気付くとき、レコード屋や古本屋はある種の解放区になっていくはず。

今週のあなたもまた、てんびん座の得意とする戦略的思考を捨てて、もっとなまの偶然に身を任せてみるといいでしょう。

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今週のさそり座の運勢

illustration by ニシイズミユカ


完璧さを切り崩す


今週のさそり座は、予想だにしなかった結びつきのなかに活路を見出していくような星回り。

「春星や湯屋から帰る修道女」(大津日出子)という句のごとし。掲句ではかけ離れた2つのモチーフを取り合わせ、「湯屋から帰る」というシチュエーションで見事に繋ぎ、一連の立体映像のように読者の目前に立ち上がらせてくれます。

その秘訣は、湯屋帰りという状況設定が湯のあたたかさや肌のぬくもり、脱衣や着衣の際のきぬずれなど、触覚に訴えるものであること。ひとりの人間が瞬間的に別人のように変わってしまうような時にも、そういうことは起きているのかも知れません。

今週のあなたもまた、ひとつの感覚を深めることにこだわり過ぎるのではなく、異なる感覚への転移においてトータルな体感の深まりを追求していきたいところ。

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今週のいて座の運勢

illustration by ニシイズミユカ


割り切れないものをゆらし続ける


今週のいて座は、簡単には取り除くことのできない苦しみや不安を、もっと大切に扱っていこうとするような星回り。

「恋と哀れは種ひとつ」は、江戸時代を代表する劇作家・近松門左衛門の言葉。彼の時代であれば、「確実に幸せにできるかどうか、なるかどうかは定かではないけれど、心からそうなることを乞い願う」というのが恋でした。

何かはっきりと言い切れないようなものがそこにあって、それでも自分の大切なものを相手に与えてあげたいと思うからこそ、それが人生を左右するほどのトキメキやトワイライトとなって、その人をすっかり変えてしまうなんてことも起きる訳です。

今週のあなたもまた、いかに何も打つ手がなく、おろおろするしかないというところに留まっていられるかということを、もう少し大切にしてみるといいでしょう。

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今週のやぎ座の運勢

illustration by ニシイズミユカ


暗い予感を研ぎ澄ます


今週のやぎ座は、思いつく限り最悪の想定をして、現実に備えておこうとするような星回り。

「春風や鼠のなめる角田川(すみだがわ)」(小林一茶)は文化10年、作者が51歳のときの句。すっかり景色が春に変わって、すべてが移ろいゆくかのように見えたなかで、ただ鼠だけが人生の悲惨を、この世の本質がどこにあるのかを示唆するかのようにそこにいるように感じられたのかもしれません。

実際、翌年結婚しやっと身を固めて落ち着いたかのように見えたのもつかの間、生まれてきた幼い子供をつぎつぎと失い、もうなめつくしたと思った辛酸をこれ以上ないというほどに舐めさせられたのです。

今週のあなたもまた、ここで改めてもう自分には不幸など訪れるはずがないという慢心やゆるみを引き締めておくといいでしょう。

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今週のみずがめ座の運勢

illustration by ニシイズミユカ


手垢のついた現実からの離陸


今週のみずがめ座は、何をするにもどこに行くにも絡みついてくる既存の文脈から、自身のつむぐ物語を切り離していこうとするような星回り。

かつて村上春樹は、29歳になったときに「ある日突然」「小説が書きたくなった」そうです。自分の表現したいことを表現するために、それまで自分が触れてきた小説と「まったく違った形のもの」を「自分の文体」として作りあげなければならなかった。そのためには、いったん「日本の小説の文体」から離れ、その痕跡をこなごなに砕いて、少しずつ消し去っていく作業を行わなければならなかったと。

そうした創作への態度の根底にある衝動について、村上は「ものすごく個人になりたい」とか、「社会とかグループとか団体とか」から「逃げて逃げて逃げまくりたい」、すなわち“世間”から距離をおきたい、離れていたかったという言い方でも言及していましたが、これは今週のみずがめ座にもどこか通底するように思います。

今週のあなたにとって、そうした村上の初期の創作態度は大いに指針となっていくはずです。

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今週のうお座の運勢

illustration by ニシイズミユカ


ゆるゆるボンバー


今週のうお座は、天地に広々と思いをめぐらせていくような星回り。

「下萌や石をうごかすはかりごと」(高浜虚子)という句のごとし。作者は「はかりごと」という革命家のような物言いをしているが、実際には庭の石を動かす算段でもしているのだろう。

作者が日ごろから目の前の小さな現実の処理に追われているなかりでなく、むしろそこから抜け出してみずからの世界を包み込もうとする想像力の働きに余念がないからであるに違いない。力み仕事の際には必ずどこかにゆるみをつくっておくという力仕事の極意が、ごく自然に俳句となってここに結晶化しているのだ。

今週のあなたもまた、そうしたどこか悠揚と構えたゆるみを日々の生活やみずからの意識の中にしつらえてみるといいでしょう。

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