幻想的な青の世界にうっとり…。新潟・十日町の「里山食堂」で、ノスタルジックなアート体験を楽しんで
“芸術の秋”とも言われるこの季節、なんだか無性にアートに触れたくなりませんか?
世界最大級の国際芸術祭「大地の芸術祭」の舞台である新潟県・越後妻有(えちごつまり)地域では、1年を通して、自然の中に作品が展示されています。
今回はそんな越後妻有地域から、食事とアート鑑賞の両方が叶う「越後まつだい 里山食堂」をご紹介。幻想的な空間で、地元ならではの味わいが楽しめるんですよ。
「大地の芸術祭」って…?
日本有数の豪雪地、新潟県の越後妻有地域を舞台に開催されている「大地の芸術祭」は、世界最大級の国際芸術祭であり、日本中で開催されている地域芸術祭のパイオニア的存在でもあります。
農業を通して大地とかかわってきた“里山”の暮らしが、今も豊かに残るこの土地ならではの自然の中に、1年を通して作品を展示。例えば上の、草間彌生さんによる野外彫刻作品「花咲ける妻有」のように、自然と一体化したようなアート作品も、地域に数々点在しているんですよ。
2000年にスタートしたこの芸術祭は、“アートによる地域づくり”の先進事例として、国内外から注目を集めているのだとか。
今回紹介する「越後まつだい 里山食堂」は、そんな芸術祭の主要施設のひとつである「農舞台」の中にあります。
「都市と農村の交換」というテーマのもと、地域の資源を発信する総合文化施設「農舞台」。世界でも有数の降雪量を誇るこの町で、自然と一体となりながらもどんな暮らしを積み重ねてきたのか、そんな“雪国農耕文化”を体感できる、フィールドミュージアムです。
別途入場料600円が必要ですが、食堂のみの利用の場合は無料で入場が可能ですよ。
一面水色の世界にうっとり
「越後まつだい 里山食堂」に足を踏み入れるとまず、一面青の世界にびっくりするはず。
そんな幻想的な世界観とは裏腹に、11:00〜14:00のランチタイムには、郷土の味を感じられるお惣菜が楽しめます。食材に使われているのは、地元生産者が育てた新鮮な野菜や、越後妻有の自然が育んだ山菜の数々。
土日祝日は限定で、『里山ビュッフェ』(大人 1700円)が、平日はランチセット『日替わりランチ』(1200円)が提供されます。
ランチだけでなく、カフェタイムのメニューも充実していますよ。
ドリンクの価格帯は大体400円ほどで、定番のコーヒーや紅茶のほか、自家製ジンジャーエールなど、自然素材をいかしたソフトドリンクもラインナップ。
季節ごとに内容が異なるスイーツもさまざまで、例えばこの秋は、「渋皮栗のモンブラン」(650円)、「南瓜のタルト」(550円)、「無花果のガトーショコラ」(550円)など、旬の味覚をたっぷり取り入れたメニューが用意されているといいます。上の写真のような、ユニークなスイーツにも注目を。
自然に溶け込むような体験を
内装も素敵ですが、外の景色にもぜひ目を向けてみて。目の前には、棚田の風景と里山が広がります。
目では自然を、舌で地元料理の味を楽しめば、郷土の魅力にたっぷり浸ることができそうですね。
このお店でさらに特徴的なのが、一面鏡張りのテーブル!天井に飾られた写真が、鏡に映り込むようになっているんです。
写真には、地元・松代(まつだい)住民の自宅から見える四季の風景が収められているそう。例えば上の画像で見えているのは、“夏の松代”を切り取った写真たちです。なんだか、子どもの頃に田舎で過ごした夏の思い出に帰るような、ノスタルジックな気分に浸れそうじゃないですか?
座る場所によって見える風景が春夏秋冬と異なるので、特にお気に入りの席を見つけてみてくださいね。
幻想的な青の世界は、まるで現実世界から切り離されたよう。かと思えば、窓の外には田園風景が広がり、あたたかな家庭料理の味が染み渡って…ファンタジーとノスタルジーとの狭間にいるような、不思議な感覚を楽しめそうです。
近くを訪れる機会があれば、ぜひ足を運んでみてくださいね!お出かけの際は、万全の感染対策をお忘れなく。
越後まつだい 里山食堂
住所:新潟県十日町市松代3743-1 まつだい「農舞台」内
営業時間:10:00〜17:00(L.O.16:30/ランチ11:00〜14:00)
定休日:火・水曜日
詳細:https://echigo-tsumari.jp/
世界最大級の国際芸術祭「大地の芸術祭」の舞台である新潟県・越後妻有(えちごつまり)地域では、1年を通して、自然の中に作品が展示されています。
今回はそんな越後妻有地域から、食事とアート鑑賞の両方が叶う「越後まつだい 里山食堂」をご紹介。幻想的な空間で、地元ならではの味わいが楽しめるんですよ。
日本有数の豪雪地、新潟県の越後妻有地域を舞台に開催されている「大地の芸術祭」は、世界最大級の国際芸術祭であり、日本中で開催されている地域芸術祭のパイオニア的存在でもあります。
農業を通して大地とかかわってきた“里山”の暮らしが、今も豊かに残るこの土地ならではの自然の中に、1年を通して作品を展示。例えば上の、草間彌生さんによる野外彫刻作品「花咲ける妻有」のように、自然と一体化したようなアート作品も、地域に数々点在しているんですよ。
2000年にスタートしたこの芸術祭は、“アートによる地域づくり”の先進事例として、国内外から注目を集めているのだとか。
今回紹介する「越後まつだい 里山食堂」は、そんな芸術祭の主要施設のひとつである「農舞台」の中にあります。
「都市と農村の交換」というテーマのもと、地域の資源を発信する総合文化施設「農舞台」。世界でも有数の降雪量を誇るこの町で、自然と一体となりながらもどんな暮らしを積み重ねてきたのか、そんな“雪国農耕文化”を体感できる、フィールドミュージアムです。
別途入場料600円が必要ですが、食堂のみの利用の場合は無料で入場が可能ですよ。
一面水色の世界にうっとり
「越後まつだい 里山食堂」に足を踏み入れるとまず、一面青の世界にびっくりするはず。
そんな幻想的な世界観とは裏腹に、11:00〜14:00のランチタイムには、郷土の味を感じられるお惣菜が楽しめます。食材に使われているのは、地元生産者が育てた新鮮な野菜や、越後妻有の自然が育んだ山菜の数々。
土日祝日は限定で、『里山ビュッフェ』(大人 1700円)が、平日はランチセット『日替わりランチ』(1200円)が提供されます。
ランチだけでなく、カフェタイムのメニューも充実していますよ。
ドリンクの価格帯は大体400円ほどで、定番のコーヒーや紅茶のほか、自家製ジンジャーエールなど、自然素材をいかしたソフトドリンクもラインナップ。
季節ごとに内容が異なるスイーツもさまざまで、例えばこの秋は、「渋皮栗のモンブラン」(650円)、「南瓜のタルト」(550円)、「無花果のガトーショコラ」(550円)など、旬の味覚をたっぷり取り入れたメニューが用意されているといいます。上の写真のような、ユニークなスイーツにも注目を。
自然に溶け込むような体験を
内装も素敵ですが、外の景色にもぜひ目を向けてみて。目の前には、棚田の風景と里山が広がります。
目では自然を、舌で地元料理の味を楽しめば、郷土の魅力にたっぷり浸ることができそうですね。
このお店でさらに特徴的なのが、一面鏡張りのテーブル!天井に飾られた写真が、鏡に映り込むようになっているんです。
写真には、地元・松代(まつだい)住民の自宅から見える四季の風景が収められているそう。例えば上の画像で見えているのは、“夏の松代”を切り取った写真たちです。なんだか、子どもの頃に田舎で過ごした夏の思い出に帰るような、ノスタルジックな気分に浸れそうじゃないですか?
座る場所によって見える風景が春夏秋冬と異なるので、特にお気に入りの席を見つけてみてくださいね。
幻想的な青の世界は、まるで現実世界から切り離されたよう。かと思えば、窓の外には田園風景が広がり、あたたかな家庭料理の味が染み渡って…ファンタジーとノスタルジーとの狭間にいるような、不思議な感覚を楽しめそうです。
近くを訪れる機会があれば、ぜひ足を運んでみてくださいね!お出かけの際は、万全の感染対策をお忘れなく。
越後まつだい 里山食堂
住所:新潟県十日町市松代3743-1 まつだい「農舞台」内
営業時間:10:00〜17:00(L.O.16:30/ランチ11:00〜14:00)
定休日:火・水曜日
詳細:https://echigo-tsumari.jp/