閉園後のムーミンバレーパークで星空観賞

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ムーミンの物語を追体験できる「ムーミンバレーパーク」。パークの閉園後の特別な空間で、7月、8月の限定日に、〜星降るmetsa〜「ムーミンバレーパークの星空観賞会」を実施する。天体望遠鏡メーカーVixen(ビクセン)の星のソムリエ(R)の案内で夏の星空を鑑賞。普段は入ることのない夜のパークの幻想的な雰囲気とともに、満天の星を体感できる特別なプログラムにぜひ参加しよう。

【写真を見る】普段気づかないキャラクターが見えるかも…

■ ムーミンの物語に密接に関係する星

ムーミンの物語には、彗星や星を見るための天文台が登場し、スナフキンは新しい歌ができますようにと新月に願い事をしたり、ムーミンの仲間たちは、星や夜空と深いかかわりがある。今回のプログラムでは、天文台のある「おさびし山」や、このプログラムでしか入ることができない展示施設「コケムス」の屋上での星空鑑賞ができる。屋上から見られる夜のパークも幻想的で、まるで本当にムーミン谷にいるような、どこかにムーミンたちが暮らしているような感覚が体験できるのも楽しい。

■ 2019年は土星・天の川・木星が並ぶ特別な夏

星空観賞会では、星のソムリエがわかりやすく、ユーモアも交えながら解説をしてくれる。星や天文に詳しくない人でも改めて興味が持てるような楽しい解説で、より深く夏の星空を理解できる。また、天文好きには土星・天の川・木星が並ぶこの夏は特別。同じ配列になるのは約60年後なので、ぜひとも鑑賞しておきたい

■ 星の美しさに定評がある街・飯能

パークがある飯能市・宮沢湖周辺は星の鑑賞にはぴったりの星がきれいに見えるエリア。Vixenの高性能天体望遠鏡で土星の環、木星とその衛星、天の川にある「天空の宝石=アルビレオ」を楽しめる。また、8月10日(土)、11日(日)は月が美しく鑑賞できる「十日夜(とうかんや)」の前後になるとで、月のクレーターを天体望遠鏡で観賞できるかも。

■ 雨天の場合も楽しめるプログラムを用意

日程が決まっているので、天候がどうなるか不安なところ。雨天時は、「コケムス」内のムーミン谷の食堂「Muumilaakso ruokala(ムーミラークソ ルオカラ)」で、レクリエーションを行う。スクリーンで星の写真や映像を見たり、星や宇宙、ムーミンの物語に出てくる星のことなどをテーマにクイズ大会を行ったり、楽しい内容。閉園後という特別な空間で、普段とは違った星空観賞を体験してみて。(東京ウォーカー・岡部礼子)