【20代で知りたかった30代の正解】「まだ使うかもしれないから」と捨てない言い訳を繰り返す汚部屋女はずっと独身
なかなかいい出会いがないという女性の部屋・化粧ポーチを見せていただくと、高確率で汚い……。今回は物が捨てられない女性が結婚できない理由をご説明します。
あなたの化粧ポーチに使い古した化粧品がは入っていませんか?
出会いのスイッチがオフなのは化粧ポーチから分かる
こんにちは。恋愛・婚活コンサルタントの菊乃です。
ご相談にいらっしゃる方に任意ですが、見せていただいているものがあります。1つは化粧ポーチ。
中には化粧ポーチに、ハンドクリームや目薬、生理用品ぐらいしか入っていない方もいます。要するに化粧直しをするとか、いつ男性から見られてもいいようにと準備をしていないのです。もちろん、崩れないように工夫をしているわけでもありません。適当なのです。
また、化粧品は入っていても、いい縁のこない女性の化粧ポーチは大概汚い。ノベルティーや雑誌の付録や誰かからのお土産ポーチを使っていて、ポーチそのものがまず安っぽいことが多いのも特徴です。自分でお金を出して買っていないので、汚れないように大切に使おうという気遣いもなく、薄汚れているのです。
中から出てくるのは、時代遅れの色の口紅や、ケースの底が見え角に粉が付いてる程度のチーク、何年も洗っていないパフ、割れて粉々になったアイシャドウ等。これらはすべて捨てたほうがいいでしょう。
よく、もう捨ててくださいとお伝えしているのが、2010年頃に発売されてメディアで「婚活リップ」と紹介された外資系メーカーのピンクベージュの口紅。多分、20代の方は知らないでしょう。
アイラインで目の周りを囲むのが流行り、アイメイクに力が入っていた2010年ごろに、唇が色素沈着もせず縦ジワもない20代の女性がその口紅をつけたら、いいご縁を運んだのかもしれません。しかし、血色よく見せるメイクが主流の今、だんだん血色が悪くなった30代女性がベージュピンクなんてつけても不健康にしか見えないのに。
メディアでは「これが流行っている」という情報は得られても、「これはもう止めよう」という情報は出ていません。
デート予定のない女ほど、服が多い
もう1つ見せていただいているのが、部屋の写真です。
およそ半分の女性は汚部屋です。もちろんキレイにしている方もいますが、長年彼氏がいない女性は、部屋に他人を呼ぶ機会が少ないので掃除を怠るのです。特に実家暮らし女性だと、8割以上が汚部屋でいまだに学習机があるような子ども部屋の方も多いです。
散らかる原因は、物が多すぎること。特に多いのが服・靴です。
クローゼットに入りきらない服が部屋に散乱していて、スカートが20〜30着あるという人もザラです。体は1つなのだから、スカートは5着もあれば1か月十分気回せるでしょう。
27歳ぐらいの人が着ていれば可愛いタック入りのフレアスカートやビジュー付き丸首カーディガンも、30代が着ても可愛くないので捨ててください。ただの幼いおばさんになるだけです。
安室ちゃんが着用して人気になったチェックのスカートをいまだに持っている方もいました。そんな時代遅れのスカートは捨てればいいのに、「高かったから」「チェックはまだ使えるかな」とかモノ主体で考えて、なかなか捨てられないのです。
他力本願な女の部屋に多い自己啓発本、モテグッズ
「幸せな結婚がしたい」
そう願うのは構いませんが、そういう願いをかなえてほしくて何かにすがろうとする女性の部屋に多いのが、パワーストーン、御朱印、神社のお札、自己啓発本、スピリチュアル本など。
ストレス解消したいのか、アロマなども多く発見されますが、汚部屋にいるからストレスが溜まるのでは?
笑い話のようですが、本が多い汚部屋女性は「片付け本」を読んで知識を得てから片付けようとします。そういう片付け本は、普通の部屋であるのが前提で、1時間あれば人を呼べる部屋にできる程度の散らかり方の人が読めばいいものであって、物が多すぎるのならば本を読む時間で捨てるほうが部屋は実際に片付くのです。
本を読んで満足、神社に行って拝んで満足、モテグッズを買って満足し、自分の手足を使ってできることをおろそかにする他力本願な女性の元に、幸せなんてやってこないと思いませんか?
モノ主体で考えず、自分主体で考える。管理できる数まで減らそう
「まだ着るかもしれない」「旅行の時に使うかもしれない」などゼロではない可能性を持ち出し、彼女たちの目にはゴミが「使うかもしれないモノ」に映るようです。バッグは5個を超えれば使っていない物が出てくるでしょう。それなら、自分が把握でき管理できる数まで減らしましょう。仕事用ならば3個ぐらいまではないでしょうか。
「もったいない!」「高かった」としても、売るなり捨てるなり処分しましょう。
「まだ使えるから」と、モノ主体で考え、自分を大事にしない女性はなかなかモノを捨てられないのです。捨てないどころか、収納しようとして新たに収納グッズを買おうとします。
「使うかもしれないモノ」と「使うモノ」は全く別です。使うかもしれないモノのために収納グッズを買い、収納しようとエネルギーを使うより、自分が快適にストレスなく片付けられる数まで減らす方が時間もお金も節約できます。
捨てることで決断力が磨かれる
料理をしない女性より、捨てられない女性の方が結婚は難しいでしょう。料理しない女性がモテるわけではないのですが、料理は一番アウトソースしやすい家事です。しかし、捨てることはアウトソースしにくいのです。
捨てられない方は、なかなか彼氏ができません。捨てることは決断力を使うのです。「使うかもしれないモノ」と「使うモノ」の線引きをするからです。
捨てない言い訳なんて、いくらでもできるでしょう。
恋愛や結婚もそう、決められない女性には無理なのです。
人生の大きな決断の前に、部屋の中のゴミを捨てるという小さな決断から始めましょう。「まだ使えそう。高かった」となかなか捨てられないモノを、試しにゴミ袋に入れてみればいいのです。あっという間にゴミに見えますから。
部屋の中のモノが減るほど、頭の中も整理されていきます。相手に求める無駄な条件も減るでしょう。
■賢人のまとめ
片付けられない女は、決断力がないのです。「使うかもしれない」モノを捨てることが、決断力を磨いていきます。
■プロフィール
恋愛・婚活の賢人 菊乃
出会いがない女性向けの恋愛婚活コンサルタント。29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活ブログが人気になり2011年に出版独立。著書は「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。具体的で分かりやすいアドバイスは何からやったらいいか分からない方に好評。
ブログは今も毎日更新。https://ameblo.jp/koakuma-mt/ 山形県出身、静岡大学卒。