リニューアルした一蘭 道頓堀店本館。北側出入口は「裏一蘭」に

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2007年のオープン以来、行列が絶えない大阪・道頓堀の人気ラーメン店「一蘭 道頓堀店本館」が、11月16日(木)リニューアルオープン。3階・4階が開放され、新たに40席が増席、全83席にパワーアップ。またリニューアルに伴い、これまでの道頓堀川沿いの出入口とは別に、北側の出入口も新設。通称「裏一蘭」と名付けられた出入口から、増床した3階・4階フロアに潜入した。

【写真を見る】「裏一蘭」だけに看板もロゴも左右反転のデザインに。フォトスポットとしても流行しそうだ

訪日外国人の増加の影響もあり、全国の店舗の中でもダントツの来店者数を誇る「一蘭 道頓堀店本館」。24時間営業でも行列ができるほどの人気で、徒歩1分の場所に別館が誕生しても行列は絶えない。より多くの人に快適に利用してもらうため、3階・4階を客席として活用した。今回のリニューアルに伴い、目玉となるのが「裏一蘭」の登場。これまでの道頓堀川沿いの出入口とは違う北側(まさに裏側)に、3階・4階の専用出入口を新設。「裏一蘭」と呼ばれる北側は、看板もロゴも左右反転のデザイン。全国初となるユニークな店構えは、新たなフォトスポットとしても注目されそうだ。

「裏一蘭」から入ると、早速3階・4階に向かう階段が。階段の壁面には、創業時の店構えや海外店舗など一蘭の歴史を感じさせる貴重な写真が展示されている。来店した有名人の写真も数多く展示されており、中にはナオミ・キャンべルの写真も。一般客を対象にしたフォトコンテストの優秀作品も展示されているので、長い階段もあっと言う間の楽しい時間に。また、期間限定でInstagramを活用したフォトクイズキャンペーンも展開中なので、ぜひチャレンジを。

3階・4階には一蘭おなじみの「味集中カウンター」が設置。これまでと同様、三方囲まれた空間で誰にも邪魔されずラーメンを味わうことができる。創業以来変わらない「天然とんこつラーメン」のほか、とろける柔らかさが自慢の「煮こみ焼豚皿」も10月より新登場。上品な甘さがお口直しにぴったりな「抹茶杏仁豆腐」も女性を中心に人気だ。

3階・4階へはスタッフの案内が必要。これまで通り、道頓堀川沿いの出入口に並び、行列の状況を見てスタッフが案内。旗を持ったスタッフがガイドとなり、「裏一蘭」出入口までアテンドしてくれる。3階と4階が増床したことで、これまでの行列緩和も期待できると話す同社広報の坂根さんは「このリニューアルをきっかけに大阪にお住まいの方はもちろん、多くの観光客の方にもより一層ご来店いただきやすくなりました」とアピールする。

【関西ウォーカー編集部/ライター山根 翼】(関西ウォーカー・山根翼)