一番効果的な自宅トリートメントの頻度とやり方は？
トリートメントは髪に栄養与える効果があります。
ヘアサロンの施術メニューとして定番ですが、市販のトリートメント剤を購入すれば自宅でもトリートメントは可能です。
では、自宅でトリートメントをする場合はどのようなことに注意すればいいのでしょうか。またどの程度の頻度で行うのがベストなのでしょうか。
今回は自宅で行うトリートメントについて解説します。
トリートメントはコンディショナーの前に！
まずシャンプーで髪を洗い、それからトリートメント、次にコンディショナーの順番が正しい順序です。
ではそもそもトリートメントとコンディショナーの違いは何でしょうか？
コンディショナーは髪の表面をコーティングしてバリアを作るものです。そしてトリートメントは髪に栄養を与えるものです。
つまりシャンプー後、トリートメントで髪に栄養を与え、それからコンディショナーで髪をコ―ティングして栄養を閉じ込めるという順序が理にかなっているのです。
トリートメントのコツはコーミング
トリートメントはシャンプーで髪を洗った後に行います。
注意点は、トリートメントは髪に栄養を与えるものであり、頭皮には特にいい影響は与えません。
そのためトリートメントを髪に馴染ませるときは髪の中間から毛先にかけての範囲でOKです。
そして大切なのがコーミングです。
コーミングとはトリートメントを髪に馴染ませた後、洗い流す前に櫛で髪をとかしてトリートメントを更になじませる作業です。
トリートメントの際はこのコーミングを知らずに手グシで馴染ませるだけの人もいると思われますが、櫛を使ってしっかりとコーミングした方がトリートメントの効果は断然良くなります。
あとは5分くらいそのまま放置してトリートメントを髪に充分馴染ませてから洗い流します。この5分放置の間は蒸しタオルで髪を包んで適度な熱を与えておくとよりトートメントの栄養は髪に浸透します。
トリートメントはやり過ぎてはいけない？
トリートメントは毎日行うべきなのか、どの程度の頻度で行うべきかどうかはプロの美容師の間でも意見の分かれるところです。
あまりやり過ぎと髪がベタ付きやすくなるという意見もあるようです。またコンディショナーも併用する場合、どちらも油分が多い成分のため、毎日だと髪が脂っぽくなりベタ付く原因になるかもしれません。
そのためトリートメントの頻度は週に1〜2回程度が適切です。
トリートメントを自宅で行う場合は、ちょっとしたコツをおさえて行うことが大切です。
髪のダメージが気になる場合は自宅でトリートメントを試してみてはいかがでしょうか。
