【経歴詐称】ショーンK「あるある！」 年収、学歴、出身地、勤務先……婚活ジャンキー女が語る、経歴偽装男の実態
ラジオパーソナリティーであり、ビジネスコンサルタント・ショーンKさんの経歴詐称疑惑が話題です。問題視されていたのは、「テンプル大学で学位を得て、ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得。パリ大学に留学」としていた経歴。カッコよすぎる外見も含め、経歴があまりにキラキラしていると、人は経歴を鵜呑みにしてしまうのかもしれません。
この経歴詐称のニュースに“あるある”と冷静なのは、婚活中の女性たち。年収や職歴の“偽装＝盛り”はよくあるのだとか。そこで、年間、50本以上のお見合いや合コンを繰り返す、婚活ジャンキーのアラフォー女性に、よくある“経歴詐称”について、伺いました。
●学歴偽装グレーゾーンは、名門大学の通信教育課程、社会人大学院という厳しい意見も
“名門大学卒業”といってもそれには定義がある、というのは、明治大学商学部卒業のA美子さん（35歳・独身・通信関連会社勤務）。
「“有名大卒”を売りにしているのに、名門大学の通信教育課程卒や、社会人大学院卒というのはグレーだと思います。確かにそれらは名門大学なのですが、入るのにハードルが低いような気が……。やはり、学歴を売りにするなら偏差値が70に肉薄する大学の伝統的な学部に、最悪でも一浪くらいで入り、留年せずに卒業することだと思うんです。ちなみに無名企業勤務やフリーランスで、海外の有名大学卒業という経歴が書いてある人がいますが、私はマユツバ扱いしています。日本の大学に比べ確認が難しいから詐称しているのでは、と疑いの目で見ちゃうんです」
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彼の名刺に刷られた会社の住所も、資格もみんなウソ!?
●会社の住所を偽装、年収偽装、資格の偽装男の発見は、日常茶飯事
大企業勤務、公務員は、お見合い市場では超絶人気です、というのは、名門国立大学卒業のB子さん（37歳・独身・IT関連会社役員）。
「やはり、身元の偽装が難しいバッググラウンドを持っている男は、超人気。20代の女性に持っていかれます。だからアラフォー独身に人気なのは、お金持ちの自営業。先日会った年収1千万円の42歳の男性は、お見合いのときにスーツをビシッと着こなして、代表取締役社長の名刺には千代田区紀尾井町に住所が。しかし、Facebookで検索すると友達が明らかにヤンキー風。話をすすめる前にその住所のビルに行ったら、入居オフィスのリストに彼の会社はありませんでした。紹介してくれた人に問い合わせたら、紀尾井町にオフィスを構えているのは真っ赤なウソ。彼の名刺にあった“米国公認会計士”もウソ。実際はネットワーク系のビジネスをしている人でした」
B子さん曰く、こういう男性は多いとのこと。Facebookで検索して、友人のアイコン写真を見て、話の整合性が取れない人は4人に1人くらいはいるので注意が必要とのこと。
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続いて紹介するのは、見栄っ張り男のウソで固めた経歴
●社長賞、トップ営業マン、自称・江戸っ子は埼玉県民……見栄っ張り男のプチ偽装
仕事ができる男を狙って、婚活難民を続けている転職したばかりのC絵さん（38歳・バツイチ独身・化粧品会社勤務）は、元夫も偽装物件だったと言います。
「12年前、今みたいにSNSが発達していなかった時期に合コンで出会った元夫は、銀縁メガネのスーツで“東京大学勤務です”と自称。てっきり、大学職員かと思い、私から猛アプローチして結婚。しかし、フタを開けたら東京大学指定の清掃業者の契約社員だったんです。清掃は立派な仕事だと思いますが、違和感は残りますよね。元夫は“あえて言わなかっただけ。君が思い込み、嘘はついていない”ってその通りなんですけど。最近、自称・トップ営業マン、社長賞受賞という男性に猛アプローチされましたが、友人に頼んで裏をとったら、プチうつで会社を休みがちな超絶ダメ社員。さらに実家は日本橋の江戸っ子と言っていたのに埼玉県民で、独身と言っていたのに、既婚者でした」
全体的に経歴詐称をする男性の共通点は、アラフォーより上の世代。SNSの発達でウソがつけない時代になっていることを、感覚的にわからない人が多いとか。また、偽装男は偽ブランドの時計や財布を持っている傾向があるという意見も。小さなウソを重ねる人は、大きな破たんを招く可能性が大！ 偽装男は避けた方が無難かもしれません。
