【iOS8】電話の域を越えた!「病院」とも「家電」とも直結する2つの新機能

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iPhoneでお馴染みの米Appleが日本時間3日、「健康」と「ホーム」に関する2つの新展開を発表しました。これによって、わたしたちとスマホの関係性が大きく変わるかもしれませんよ。

 

今までの健康管理アプリとは一味ちがう! “医療”と直結するかもしれない「Health」

今秋リリース予定のiOS8にて公開予定の「Health」と「Healthkit」。「Healthkit」は主に他社製アプリや健康器具の開発者たちが利用します。

気になるのは、iOS上から健康管理出来るアプリ「Health」。

「Healthkit」を利用して作られた心拍計やフィットネスアプリなどの情報を記録・管理できます。女性向け体調管理アプリなども、もっと使いやすくなるかも!

また一般ユーザーだけでなく、専門分野の人たちもiOSを活用出来るようです。例えば、毎日健康状態を記録して担当医と共有すれば、異常があればすぐに知らせてくれたり、薬の情報なども積極的に活用出来るようになるんだとか。

事前に状態を通知しておけば病院での待ち時間も減りそうですし、お年寄り向けのセーフティ器具なんかも期待出来そうです。

 

■映画の世界もすぐそこ! iPhoneで家中を操作できる「Homekit」

次はわたしたちが住む“家”とiOSの連携について。最近でもiPhoneから操作可能な電気スタンドやケトルなどが発売されていますが、より便利に使えるように「Homekit」という機能が追加されます。

「Homekit」そのものは開発者向けの機能ですが、これによって電気だけでなく、エアコンや火災報知器、玄関ドアロック、お風呂やコンロなどなど、色んな家電との連携が期待できます。

例えばSiriに向って「もう寝ます」と話すと、玄関のドアをロックし、照明の明るさを調整、無駄な(家中の)消費電力をチェック。朝「おはよう」といえば、ケトルでお湯を沸かし、お風呂を入れてくれる、なんてことも。

各家電メーカーの対応が必須であり、これから開発が進む分野ですが、映画で見たような近未来もすぐそこなのかも。