開館20周年を迎えた東京都江戸東京博物館

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2013年3月28日に開館20周年を迎えた東京都江戸東京博物館は、7月30日(火)から9月1日(日)まで、20歳の人限定で、お得に観覧できる新キャンペーン「20歳のあなた!20円で『えどはく』をまるごと楽しんじゃおう!」を実施する。

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同博物館は、「開館20周年を20歳の方たちと一緒にお祝いしたい!」と考えると同時に、「若い方たちに江戸・東京の歴史や文化に興味を持ってもらい、“えどはく”の魅力を知ってもらいたい」と願い、新キャンペーンを展開。期間中は、20歳の人限定で常設展と特別展を20円で観覧することができる。

また、同キャンペーン期間中には開館20周年記念特別展「花開く 江戸の園芸」が開催されるので、こちらにも注目したい。江戸時代は、大名から町人まで幅広い階層の人々が草花の栽培に喜びを見い出し、高いレベルの園芸文化を形成していたそうだが、この特別展で当時の様子を詳しく知ることができる。

展示されるのは、花や緑に親しむ人々が描かれた浮世絵や屏風、現代と変わらない技術が満載の園芸書、丹精込めて育てた自慢のひと鉢が描かれた刷物、葛飾北斎や歌川国貞など江戸を代表する絵師の作品などだ。世界でも比類なき発展を遂げた、江戸の洗練された園芸文化が紹介されているので、夏のお出かけスポットとして是非訪れてみてほしい。【東京ウォーカー】