東京都美術館でレオナルド・ダ・ヴィンチの気持ちが分かる!?

写真拡大

彼の考えていることをもっと知りたい!って、思うよね。そんなときには本人をよく観察することがいちばんだけど、その人の残したメモが、考え方や思考パターンを知る手がかりも・・・。きっと天才も同じだということで、かのレオナルド・ダ・ヴィンチの直筆のメモや素描を見たら、ちょっとだけ天才の考えていたことの一端が分かるかも!? そんな滅多にないチャンスが、東京都美術館で開催されている「ミラノ アンブロジアーナ図書館・絵画館所蔵 レオナルド・ダ・ヴィンチ展―天才の肖像」(4月23日(土)〜6月30日(日))にアリ! 気になる展示物の魅力について広報の方に伺ってみると・・・。

「本展は、アンブロジアーナ図書館・絵画館が所蔵するミラノ時代のレオナルドの傑作で、日本初公開となる『音楽家の肖像』と、レオナルド直筆のメモや素描を集成した手稿本を編さんした『アトランティコ手稿』に収められた22葉を一堂に集め、レオナルド作品の魅力とその思考の過程を探るとともに、ベルナルディーノ・ルイーニやジャンピエトリーノらレオナルドの追従者たち(レオナルデスキ)の油彩画、および同図書館・絵画館が所蔵する素描コレクションから精選した珠玉の素描群を通して、レオナルド作品の反響と、イタリアのルネサンス以降の素描の歴史における素描家レオナルドの重要性を明らかにします。ミラノの大司教であったフェデリコ・ボッロメオ枢機卿によって17世紀初頭に設立されたアンブロジアーナ図書館・絵画館は、ヨーロッパにおける最古の公共図書館のひとつに数えられます。このアンブロジアーナ図書館・絵画館のコレクションが日本で紹介されるのは今回が初めてのことです。この貴重な機会に、歴史あるコレクションと、天才芸術家の卓越した遺産をご堪能ください」とのこと。

うーん、レオナルドファンでなくとも気になる内容ばかり! 天才ならではの感性を絵画以外でも触れることができるのは意外と新鮮かも? この機会にぜひ彼とチェックしてみて!