江戸の時代を感じさせる日田歴史絵巻行列

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大分県日田市で、「日田天領まつり」が11月10日(土)・11日(日)の2日間開催される。

【写真を見る】約3万本の竹灯篭による幻想的な「千年あかり」

日田は江戸時代に幕府直轄の天領として栄え、九州を統括する「西国筋郡代」が置かれた山間の都だ。

「日田天領まつり」は、国選定重要伝統的建造物群保存地区で、江戸時代の風情と現代の営みが調和する豆田地区を中心に、西国筋郡代の着任風景を再現した「西国筋郡代着任行列」や、日田の先哲を紹介する「日田歴史絵巻行列」が行われる。それ以外にも様々な催しが満載で、まつりを通じて当時の歴史・文化にひたることができる。

まつりのメインは日曜日に行われる西国筋郡代着任行列で、九州を統括した西国筋郡代の着任を再現した行列が古い町並みの残る豆田町を練り歩く。総勢200名以上の江戸時代の衣装を着た市民が、時代劇さながら日田市の豆田地区を練り歩く光景は圧巻の一言で、大名行列が江戸情緒漂う町並みと合わさり、タイムスリップしたような感覚を味わえる。

また、夜には同時開催で、約3万本の竹灯篭による幻想的なイベント「千年あかり」も行われる。江戸の風を感じに、秋の日田にでかけて「日田天領まつり」に参加しよう。(東京ウォーカー(全国版)・ウォーカープラス編集部)