原尻の滝 / 山々から吹き抜ける涼風と、ダイナミックな水しぶきで超クール!夏場は避暑を求め、多くの見物客でにぎわう

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いよいよ本格的な暑さが到来。でも、猛暑だから…といって家に閉じこもってばかりではもったいない!九州・山口の大自然に囲まれたひんやりスポットで、夏の思い出を作ろう。

【写真を見る】「稲積水中鍾乳洞」の「青い回廊」。ブルーの照明を使った幻想的な演出で観光客を迎える

■ 田園地帯に突如現れる滝でクールダウン「原尻の滝」

「日本の滝百選」に選ばれる幅120m、高さ20mの「原尻の滝」(大分県豊後大野市)。周囲に整備された遊歩道や「滝見橋」など、あらゆる場所から観賞できる。なかでも滝を間近に見る滝壺は、豪快な水しぶきがミストとなり降り注ぐ、”涼感ポイント”だ。

[原尻の滝]大分県豊後大野市緒方町原尻 / 0974-42-2111(豊後大野市役所緒方支所) / 終日開放

■ 洞内は16度でひんやり!日本最大の水中鍾乳洞「稲積水中鍾乳洞」

全長約2kmに及ぶ、日本最大の水中鍾乳洞「稲積(いなづみ)水中鍾乳洞」(大分県豊後大野市)。洞内は通年16度を保ち、水流の涼やかな音が響き渡る。渦巻いた水流の形を残した「ベルホール」など、珍しい鍾乳石が見られるのもここならでは。豊後大野が誇る観光名所だけに、みやげ品も充実。

[稲積水中鍾乳洞]大分県豊後大野市三重町中津留300 / 0974-26-2468 / 9:00〜17:00 / 無休 / 大人1200円、大学生1000円、中高生800円、4歳〜小学生600円

■ 清涼なしぶきが舞う佐賀が誇る豪快な滝「見帰りの滝」

「日本の滝百選」に選ばれた「見帰りの滝」(佐賀県唐津市)。間近で見られる滝壺は、勢いよく流れる水流のスプラッシュが爽快だ。周辺には、伊岐佐川にかかる「あじさい橋」や「もみじ橋」といった遊歩道があり、渓流を眺めながら散策を楽しめる。

夜はライトアップされ、幻想的な姿に変わる。ライトアップは9/30(日)まで毎日行われ、点灯時間は19:20〜22:00まで。

[見帰りの滝]佐賀県唐津市相知町伊岐佐上中 / 0955-51-8312(唐津観光協会相知観光案内所) / 終日開放

■ 外の景色が透けて見える”裏見の滝”が有名な「鍋ヶ滝公園」

幅約20m、落差約10mの滝がある「鍋ヶ滝公園」(熊本県小国町)。流れる水量もほどよく絶妙でシルクのように美しく、まるでカーテンのように見える。滝の奥には洞窟状の空間があり、裏側に入って見学できる「裏見の滝」としても有名だ。

駐車場から滝までの道には、ハート型の石が6つ隠れているので探しながら歩くのも楽しい。

[鍋ヶ滝公園]熊本県小国町黒渕 / 0967-46-2113(小国町情報課) / 9:00〜17:00(最終入場16:30) / 大人300円、小中学生150円

■ 長寿と財運を授かる神秘的なパワースポット「別府弁天池」

驚くほど透き通ったコバルトブルーが美しい「別府弁天池」(山口県美祢市)。カルスト地帯特有の水質をもつ湧水は「日本名水百選」にも選定。ここは別府厳島(いつくしま)神社の境内でもあり、9月には水への感謝を込めた念仏踊りが奉納される。

[別府弁天池]山口県美祢市秋芳町別府水上 / 0837-62-0305(秋吉台観光交流センター) / 見学自由 / 無休(九州ウォーカー・九州ウォーカー編集部)