手を抜くぐらいが丁度イイ!男が喜ぶ【鶏そぼろ丼】レシピ

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 食材も調味料もシンプルが決め手

和食と言うと、「昆布や鰹節でダシを取らなきゃ」と敷居が高くなりがちですね。でも、食材そのもののうまみや、調味料の組み合わせ次第で、ちゃんとした和食になるんです。シンプルなのに味わい深く、簡単に作れるのが丼。手軽なのに、料理の基本をおさえた絶品丼をご紹介します。

今回ご紹介する鶏そぼろ丼、使う調味料はなんと醤油だけ。砂糖は入れず、ショウガとネギを利かせた“大人のそぼろ丼”なんです。鍋も使わず、レンジの加熱だけででき上がります。パッと作って、パッとおいしいものが食べられるなんて、最高!では、さっそくレシピを見ていきましょう。

レンジでかんたん「鶏そぼろ丼」

【材料】2人分
鶏もも挽肉…200g
ショウガ(みじん切り)…大さじ3(20g)
醤油…大さじ3
万能ネギ(小口切り)…8本
ご飯…適量

【作り方】
1 保存容器に、挽肉、ショウガ、醤油を入れてよく混ぜる。
2 1にフタをして、レンジ強(500W)で2分半加熱して取り出す。熱いうちに全体を箸でむらなく混ぜ、もう一度蓋をして予熱で全体に火を通す。
3 丼にご飯を盛り、2の鶏そぼろを、汁と一緒に全体にのせ、半分にはネギをのせる。食べる前によく混ぜる。

ここがポイント

シンプルな素材と工程だからこそ、ポイントとなる部分を押さえておきましょう。それは、挽肉と醤油をよく混ぜて、味のムラをなくすことと、予熱をうまく使うこと。「鍋で炒めるよりも、電子レンジで加熱して、予熱で火を通したほうが、水分が飛ばず、ふっくらとした仕上がりになりますよ」と、レシピを提案してくれた、料理家の瀬尾幸子さん。

器一つで、ちゃんとした食事ができる丼ものは、おうち和食の強い味方。この基本のそぼろ丼をマスターしたら、好みの調味料を加えて、自分なりのアレンジを楽しんでみるのもいいですね!

出典:『暮らし上手のおうち和食

監修:瀬尾幸子

ライター:夏井美波