阿字池に映り込む、シダレザクラと鳳凰堂。まるで、平安絵巻のような美しさ/(C)平等院

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 2017年秋に実施され、大好評だった平等院(京都府宇治市)の夜間特別拝観が、桜の開花時期に合わせ2018年4月5日(木)〜9日(月)の5日間限定で実施することが決まった。

鳳凰が夜空に浮かび上がる、幻想的な情景に思わずうっとりとする/(C)平等院

「古都京都の文化財」のひとつとして世界遺産に登録されている平等院は、桜の名所としても有名。鳳凰堂の周囲に広がる阿字池の外周に並ぶシダレザクラは見事で、水面に映る淡いピンクの桜と、ライトアップされた鳳凰堂とのコントラストは、紅葉の艶やかさとは異なる、はんなりとした美しさ。桜の時期にしか見ることのできない、桜×鳳凰堂の姿が今から楽しみだ。

もちろん、今秋の夜間拝観時と同様、夜間特別拝観の期間だけいただける、御朱印(数量限定)も登場する。さっそく、2018年の真新しいスケジュール帳に書き込んでおこう。(関西ウォーカー・惣元美由紀)