「確実に行き遅れる」男子がドン引きする女子のインスタ投稿って?

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今年の流行語大賞にもノミネートされた『インスタ映え』。芸能人や友達のインスタは、見ているだけでも楽しいですよね。

ただ『インスタ映え』を追求するあまり、縁遠くなっている女子もいるみたいですよ。今回は一般の男性に『インスタ女子』にまつわるあれこれを語っていただきました。

お話を伺ったのはUさん(34歳/広告)、Oさん(30歳/IT関連)、Hさん(35歳/美容師)の3人です。

■女子のインスタ、どう思う?


まずは普通の女子のインスタ投稿について、どんなふうに感じているかを聞いてみました。

Uさん「インスタにアップするために食事したり、カフェに行ったり。もはや目的がインスタ映えですよね?」

Oさん「年齢層が高めの渋い寿司屋に行ったら、カウンターで一眼レフのデジカメで撮影してる女の子がいて、お客さん、みんな目が点でした…」

スマホでちょっと撮るくらいなら、まだかわいいけれど、食事の席にわざわざ一眼レフを持参する、その感覚がわからないと男性陣。

Hさん「写真のクオリティを上げたいんだろうけど、そこまでされるとドン引きだな」

Uさん「確実に何かを失ってるよね。インスタ映えのために…」

Oさん「そんな子とは付き合いたくない以前に、一緒に食事に行きたくないですからね」

ステキな写真をアップすれば「いいね」の数は増えるけれど、食事に誘ってくれる男性は減るという…。

■食事中の撮影はここに注意


デートに限らず、仲間内で食事に行ったりしたときも、インスタ女子はこんな行動をしているとのこと。

Uさん「早く食べたいのに“ちょっと待って”って遮って、いろんな角度で写真を撮るから料理が冷めちゃう」

Hさん「少し食べた後に“撮るの忘れた”って、食べかけを撮ってアップするのもやめてほしい」

確かに食べる前に延々待たされたら、お預けをくらっているみたいでイヤですよね。食べかけも汚らしかったら引く気持ち、わかります。

Uさん「スイーツのインスタはもうお腹いっぱい。こいつ、また食ってんのかよ!と思う」

Hさん「僕は手料理インスタが苦手。お嫁さんアピールっぽくて」

Oさん「そういうのって、たいていパスタとかじゃない?“色合いがキレイ!”とかコメントつけてほしいんだろうな」

Uさん「そうそう。肉じゃがとかハンバーグとか茶色っぽい料理は、まずインスタに上げないよね」

『インスタ映え』を狙っての女子の行動はバレバレ、ということみたいです。むしろ、あえての“お袋の味”インスタのほうが好印象なのかも。

■女子会インスタはどう思う?


では、いわゆる女子会でのカットは、男性の目にはどのように映っているのでしょう?

Oさん「正直、痛い軍団だと思う」

Uさん「リムジン女子会とか、ホテル女子会とか、金がかかりそうな子だなとしか思えない」

Hさん「楽しくて写真を撮るのはわかるけど、インスタにアップしなきゃいけないから楽しそうなことをするって、なんかズレてるんだよね…」

男性側もインスタ好きならば問題ないけれど、そうでない場合は「価値観が違う」と判断されてしまうこともある様子…。

■結婚パーティインスタにもドン引き


結婚式の2次会のインスタに関しても、こんな不平不満が出てきました。

Uさん「みんな、服もメイクも盛ってるからキャバ嬢みたいだし、個々の区別がつかないですよね」

Hさん「仕事柄、結婚パーティに行く子のヘアセットをするんですけど、やっぱりインスタ映えが大事みたいですよ。最近、生花を頭に盛るのが流行ってます」

生花はかわいいと思いますが、何が悪いのでしょうか?

Oさん「もっと新郎新婦に寄り添うインスタとか上げられないの?って思っちゃう。自撮りばっかりだし、料理を撮ってケーキを撮って、もう結婚式の間中、撮影しっぱなし…」

Uさん「新郎新婦のツーショットと、友達と一緒に撮った写真の2点くらいで十分だよね」

SNSにアップすることを考えなければ、それは間違いないかもしれません。

■やりすぎると行き遅れる!?


最後に、とんでもない名言が飛び出しました。

Oさん「結婚パーティインスタが過剰な子は、確実に行き遅れる」

Hさん「撮ることに熱中しすぎて、友達の幸せを一緒に喜んであげてる感じがしないんですよね」

Uさん「本当にそう。自分大好きにしか見えません」

「行き遅れる」って断言されると怖いですね。インスタを頑張りすぎている感がある人は要注意。

■終わりに


かなり厳しい意見が飛び交いましたが、心あたりのあることはありませんでしたか?ついついやっていることも多そうです。

「いいね」やコメントが欲しいからと、気になる男性にドン引きされる行動をしてしまわないよう、気をつけたいものですね。

ライタープロフィール


天野りり子
ライター/編集者
大学在学中からライター&編集稼業をスタート。女性誌ではビューティ&ヘルス企画、男性誌では恋愛記事を多数執筆、書籍編集も手がける。
趣味は読書とタロット占い、そして恋バナを収集すること。