もう一度頑張ってみようと思える、芥川龍之介の言葉

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代表作「羅生門」をはじめとした数々の名作を残し、日本の文学界に大きな影響を与え続けている文豪、芥川龍之介。彼自身は、服毒自殺という最後を迎えましたが、残した言葉の多くには、絶望の中に生きる光を見出す、強く儚い想いが詰まっています。

今回は『YOLO』編集スタッフが厳選した、芥川龍之介の20の名言をお送りします。

芥川龍之介20の名言

01.
人生は一箱のマッチに似ている。重大に扱うのはばかばかしい。重大に扱わねば危険である。

02.
どうせ生きているからには、苦しいのは当たり前だと思え。

03.
周囲は醜い。自己も醜い。そしてそれを目のあたりに見て生きるのは苦しい。

04.
人生は地獄よりも地獄的である。

05.
好人物は何よりも先に、天上の神に似たものである。
第一に、歓喜を語るに良い。
第二に、不平を訴えるのに良い。
第三に、いてもいなくても良い。

06.
忍従はロマンティックな卑屈である。

07.
自由は山巓の空気に似ている。どちらも弱い者には堪えることは出来ない。

08.
他を嘲(あざけ)るものは同時にまた他に嘲られることを恐れるものである。

09.
阿呆はいつも彼以外のものを阿呆であると信じている。

なつみ、エイジア

10.
人間は時として、満たされるか満たされないかわからない欲望のために一生を捧げてしまう。
その愚を笑う人は、つまるところ、人生に対する路傍の人に過ぎない。

11.
われわれを恋愛から救うものは、理性よりもむしろ多忙である。

12.
運命は偶然よりも必然である。
「運命は性格の中にある」という言葉はけっしてなおざりに生まれたものではない。

13.
わたしは二三の友だちにはたとい真実を言わないにもせよ、嘘をついたことは一度もなかった。彼等もまた嘘をつかなかったら。

14.
道徳は常に古着である。

15.
あらゆる社交はおのずから虚偽を必要とするものである。

16.
私は不幸にも知っている。時には嘘によるほかは語られぬ真実もあることを。

17.
成すことは必ずしも困難ではない。が、欲することは常に困難である。
少なくとも成すに足ることを欲するのは。

18.
人間的な、あまりに人間的なものは大抵は確かに動物的である。

19.
あなた方のお母さんを慈しみ愛しなさい。
でもその母への愛ゆえに、自分の意志を曲げてはいけない。
そうすることが後に、あなた方のお母さんを幸せにすることなのだから。

20.
人生を幸福にするためには、日常の瑣事を愛さなければならぬ。

21:
幸福とは幸福を問題にしないときをいう。

ライター:中村千春&『YOLO』編集部