九星隊。左から大池、山口、藪、中村

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九州を元気にするプロジェクトとして、2017年5月に結成されたボーイズアイドルグループ「九星隊」(ナインスターズ、略称:ナイスタ)。山口託矢、大池瑞樹、中村昌樹、藪佑介の4人が、ユニットとして活動を始めて、ちょうど1か月が経った。

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4月から放送をスタートしたテレビ番組「バリすご8」(テレビ西日本)内で、「九州BOYS(仮)最終候補生」に選ばれた4人。堀内健をはじめとするゴリけん、パラシュート部隊などの事務所の先輩たちに熱い指導を受けながら、研鑽を積む日々を過ごし、5月20日に行われた「九州BOYS(仮)正式メンバー&グループ名発表イベント」の最終審査を全員が無事通過。めでたく結成の運びとなった。

審査では、山口が和太鼓、大池がダンス、中村がリフティング、藪が書道と、それぞれの得意とする分野を披露。ダンス&ボーカルユニット「RADIO FISH」のメンバー、FISHBOYが振付・指導を担当するダンスにも挑戦した。

結果発表の時を迎え、審査委員長を務めた中山秀征から全員の合格が告げられると、互いに抱擁しながら涙するシーンも…。

中山の「今日から君たちはプロになる。いろいろ模索しながら一つ一つ階段を上っていって欲しい」、FISHBOYの「期待を上回っていくのは辛いことだが、頑張って」という言葉を胸に、“九星隊”の幕が上がった。

こうして動き出したわずか20日後。今度は、結成以来初となるイベント「スターズミーティング1st」を6月11日に敢行。すでに、注目度の高いグループとして名乗りを上げているようで、招待数の90人を大幅に超える、270通の応募から選ばれた来場者が駆けつけた。イベントでは、ファンからの質問に全力で答えるなど、距離を縮めるコーナーも実施。

そして当日、何よりもファンの心をかっさらったのが、相次ぐ彼らに関する発表だ。九州の星(スター)を目指すという願いが込められたチームロゴのお披露目、山口のメンバー隊長への任命、メンバーカラ―の紹介に加え、7月から新たにテレビ・ラジオのレギュラー番組が決定したと告げられると、会場のボルテージは最高潮に!今後4人は「バリすご8」(テレビ西日本)のほか、「ももち浜ストア」(テレビ西日本)、初の冠ラジオ番組(RKB毎日放送、番組名未定)にも活躍の場を広げることとなる。メンバーとファンがともに驚き、ともに喜んだ濃密な1時間は、きっと、これからのナイスタにとって大きな財産となるに違いない。

結成1か月にして、猛スピードで駆け抜けていく九星隊。この先、何度も正念場を迎えるかもしれない。だが、すべての経験を糧に成長し続け、九州発の日本を代表するスターを目指していくのだろう。4人のさらなる飛躍に、大いに期待したい!【九州ウォーカー編集部/取材・文=林 佑香】