仕事にプライベートに日々奮闘する私たち。だけど、ふと現実から逃げたくなる時もある。そんな憂鬱なときを乗り越えるための味方が「趣味」だという女性も多いのではないでしょうか。あなたには「趣味」がありますか?

※関連記事:人には言えない、私だけの楽しみ……働き女子に聞いた「趣味とはいえない趣味」

「仕事に追われる女性にオススメしたいのが多肉植物なんです」。

前回(「仕事…辞めちゃおうかな」お疲れ女子がハマった “多肉植物”の不思議な魅力)そう話してくれたのは漫画家のよねまる先生。

でも、「多肉植物」ってなんだかよくわからない…。そこで、よねまる先生が特にオススメの多肉植物を4回に渡ってご紹介していただきます。

さて、今回紹介するのは、多肉植物のなかでもオシャレな造形の「オベサ」です。

ユーフォルビア・オベサ(トウダイグサ科ユーフォルビア属)

「オベサの表面にはチェックのような柄がとっても特徴的なので、オシャレで活発なイメージ。男性芸能人でイメージするならば岡田義徳さんや瑛太さんのような、ファッションセンス抜群の方々でしょうか」

ユーフォルビア・オベサってこんな植物

原産地:南アフリカ

2000種類を超える種があるというユーフォルビア属。なかでも、左右対称の美しい形を持ち、“球形フォルムの代表種”と呼ばれているのがユーフォルビア・オベサです。そして、表面には特徴的な柄があり、目を引く多肉植物です。

管理場所・水やり

日光が直接当たると葉焼けしてしまう可能性があるので、直射日光を避け、風通しのよい場所で育ててください。球形のオベサは体内に水を貯めておくことができるため、乾燥に強いのが特徴です。ほかの多肉植物に比べて寒さにも強いので、初心者にもオススメの多肉植物です。

<水やり>
春夏秋は、月に1〜3回、冬は月に1回を目安に水やりします。とくに冬の水やりは、土の表面を湿らせる程度でOK。

育てるポイント

オベサの美しい球形を保つコツは、日光の当て方。日光が不足すると、徒長し成長点の部分が伸びて形が崩れます。丸いフォルムが保てません。強い日光に当てすぎると焼けて茶色くなります。直射日光の当たる場所で管理する場合は遮光してください。窓辺で管理する場合はレースカーテンで日当たりを調節すると◎。また、肥料をあげると大きく育ちますが、形が崩れる可能性があります。緩効性肥料や薄めた液肥を与えるなど、控えめに与えましょう。休眠期は施しません。

(c)よねまる/COMICSMART INC

「オベサの表面にはチェックのような柄がとっても特徴的なので、オシャレで活発な男の子をイメージしました。フェス系男子が履いているレギンスに、オベサの柄が似てるような気がします。フェスやキャンプなど、アクティブなデートで元気づけられたい女性にオススメです」

見ているだけで元気になれるユーフォルビア・オベサ。オフィスに置いておけば、仕事に疲れた毎日も癒されそうです。ただし、午前中は日当たりのよい窓辺、週末は外に出して日光にたっぷりと当ててあげてくださいね。

●監修・写真提供:「LOVEGREEN」

(大貫未来/清談社)