更年期になるとハゲるって本当?

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更年期が引き起こす身体への影響

更年期とは、女性ホルモンの分泌量が徐々に低下して、毎月の生理が終わって閉経する前後の期間のことです。

個人差はありますが、40代半ば以降になると、さまざまな体調の変化があらわれます。

更年期にあらわれる症状

例えば自律神経が乱れることによってイライラしたり、うつ病を発症するなど、さまざまな精神障害を引き起こします。

他にも体のほてりやめまい、汗をかきやすくなるなど、身体にもこれまで経験したことがないような変化が起きるため、多くの女性が更年期障害に悩まされています。

更年期で禿げる原因

女性が年齢を重ねて抜け毛が増えたり薄毛が進行したりするのは、更年期障害の症状の1つです。その原因は、更年期になると減少する女性ホルモンの影響です。

女性ホルモンと髪の関係

女性ホルモンのエストロゲンには、コラーゲンを増やす働きがあるため、肌や髪を美しく保つ効果があります。
また髪の成長を助ける働きもあるため、エストロゲンが減少すると、髪の老化が進みやすくなります。

髪が老化すると、髪の毛が細くなり、ハリやコシもなくなります。

髪が細くなると必然的に抜けやすくなりますので、薄毛が進行します。
またハリやコシがなくなると髪のボリュームがなくなるため、見た目も老けた印象になってしまうのです。

対策方法

更年期による抜け毛や薄毛を防ぐには、髪にしっかりと栄養を届けることが大切です。女性ホルモンが減少しても、髪に栄養が行き渡っていれば、老化を食い止めることができます。

髪の洗い方

シャンプーは頭皮を傷つけないように優しく洗い、育毛剤などを使って頭皮をマッサージしましょう。頭皮の血行が良くなれば、太く健康な髪が育ちやすくなります。

睡眠はしっかりとる

更年期になると不眠症の症状があらわれることもありますが、睡眠をとらないと抜け毛がどんどん進行して悪循環になってしまいますので、出来るだけ規則正しい生活を心がけましょう。

大豆製品を摂取する

また大豆製品に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンと同じような働きをするため、豆乳や納豆などを積極的に摂るのもオススメです。