函館山山頂展望台からの夜景。山頂展望台にはほかにもこんな見どころが……

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北海道・函館に行ったら、やっぱり外せないのが「函館山からの夜景」。灯る明かりの中に「ハート」の文字が隠れている……なんて話もありますが、最近は「レア夜景」なんてビューも人気があるんですよ。今回はそんな注目の夜景トピックスから、山頂へのアクセス方法、山頂展望台にある飲食スポットやお土産情報まで、函館山情報をまるっと紹介しますね!

函館山ロープウェイ。昼のビューもオススメ

■ 函館山ロープウェイで山頂展望台へ

現在のゴンドラは5代目で125人乗り。10分間隔(混雑時は5分間隔)で運行し、山麓駅から山頂駅までは3分ほどで到着。2015年には山麓駅が改装され、待合室が広くなったり、自動改札機が設置されるなど、より快適になったんです。日没時間の1時間ほど前から混み合うので余裕を持って行動しよう。もちろん、ロープウェイは日中から運行しているので、「時間が無くて夜景は見られない……」なんて方は、昼間のビューを見に行くのもオススメ。初夏には雲海が出現して幻想的な景観が見られるかも知れませんよ。

【函館山ロープウェイ】■住所:函館市元町19-7 ■電話:0138・23・3105(総合案内) ■時間:10:00〜22:00(2017/10/16月曜〜2018/4/24火曜は〜21:00) ■休み:なし(10月中旬ころより1年整備点検のため、1か月ほどロープウェイの運行のみ休み) ■料金:往復1280円、片道780円

■ 山頂展望台には路線バスでも行ける!

JR函館駅前から山頂までは約30分。東横イン函館朝市、函館国際ホテル、はこだて明治館、十字街、登山口を経由していきます。ホテルや観光スポットからまっすぐ行くには便利ですね。

■電話:0138・51・3137(函館駅前バス案内所) ■時間:4月中旬〜11月上旬の17:00〜21:00(季節により変動あり、運行時間は要問い合わせ) ■料金:片道400円(どこから乗車・降車しても料金は均一)

■ 夜はレンタカー&マイカーで山頂まで行けない

函館山観光道路は4月下旬〜10月中旬の17〜22時はマイカーやレンタカーでの通行が禁止となります。また11月中旬〜4月中旬は冬期のため全面通行止めになるので要注意!

■ 山頂には夜景ディナーが楽しめるレストランが!

山頂からの景色を楽しみながらゆったりと食事が楽しめる展望レストランが「レストランジェノバ」。窓側席は来場順で座ることができます。最も眺めのいい席をキープするには、1日3組限定のコース料理(2名〜)の予約が必要。ランチは塩ラーメンやカレーなど、気軽に楽しめるメニューもそろっていますよ。また、テイクアウトコーナーではミルクの濃厚なコクが味わえる「プレミアム生クリームソフト CREMIA 」(500円)を販売。

【レストランジェノバ】■電話:0138・23・3105(総合案内) ■時間:11:00〜21:30(LO21:00)、2017/10/16月曜〜2018/4/24火曜は〜20:30(LO20:00)、テイクアウトコーナーは16:00〜20:00(季節により変動あり、ソフトクリームは山頂ショップでも販売) ■休み:なし ■席数:80席(禁煙)

■ 函館山グッズや北海道土産が買えるショップもあります

ここでしか手に入らない函館山のオリジナルグッズや限定商品、北海道銘菓など、おみやげにうれしい商品が豊富にそろっているのが「函館山山頂展望台ショップ」。おすすめは、函館山から見える夜景の中に隠れるハート伝説をモチーフにして作られた、「函館山ハート伝説チョコレート」(各360円)。味はミルク、ストロベリー、富良野メロンの3種類。

【函館山山頂展望台ショップ】■電話:0138・23・3105(総合案内) ■時間:10:00〜21:45、2017/10/16月曜〜2018/4/24火曜は〜20:45 ■休み:なし

■ 人気上昇中!?な、ツウにオススメの「レア夜景」とは

時間帯や季節によりさまざまな表情を見せる夜景。最近では季節限定の夜景がツウの間で話題になっているんです。たとえば……

まずは、霧が発生しやすい初夏(5〜7月)に見られる「霧夜景」。街全体が霧に包まれ、街頭がぼんやりと光っている様子がとても幻想的。

そして、「花火夜景」。花火大会があるとき、眼下に花火が打ち上がりロマンティック。花火は7月の海の日と8/1火曜、2月上旬に見られます。

最後が「イルミ夜景」。12〜2月は元町の坂道などがイルミネーションで輝きを増すので、いつもより夜景が華やかに。12月はツリーも見られますよ。

時期により、いろいろな夜景が楽しめる函館山。グルメもショッピングも楽しめるので満足度も高いと思いますよ。ちなみに、山頂のうえに北海道の夜はけっこう冷えますから、ちょっと暖かめの服装でいくほうがベストです!

【北海道Walker編集部】