未練がないから心が痛むわけではないけれど、元彼のことをふと思い出してしまうときがありますよね。元彼と過ごした時間は過去のものとなってしまったけれど、消えてしまったわけではないから…。なつかしい感じがしたり、心臓がキュンとしたり、思わず笑みがこぼれたり…。元彼への思いなのか、あの頃の自分への思いなのか、よくわからない不思議な感覚ですよね。

あの日の天気まで思い出される元彼と行った場所





元彼と二人で行った場所を通ると、元彼のことを思い出してしまいますよね。友人や今彼とのおしゃべりに夢中になっていたら、思い出さないこともあるかもしれませんが…。車の中で音楽を聴いているとき、あるいは静かに歩いているときなど、ほんの少しでも時間があると、思い出しやすい気分になってしまうものかもしれません。

元彼の表情はよく思い出せないのに、あのときは雨が降っていたな、あのときもらったネックレスをなくしてしまって元彼をガッカリさせてしまったな、といった出来事が次々と思い出され、連想ゲームのようになることもありますよね。

「あ、この香り…」と感じた一瞬で思い出がよみがえる!





香りの力って不思議だと思いませんか?香りが思い出とリンクしてしまう経験をする人もいますよね。

ふと感じる「あ、この香り…」の瞬間、パッとなつかしい思い出が胸に広がります。数年前のなつかしい自分、胸が苦しくなるような思い、そして、幸せを感じた時間。あまりにも急な出来事で、胸がドキドキしてしまうこともあります。

いつもの顔で歩いているのに、心の中には思い出が広がっている。そんな現在の自分と心の中のズレに、うれしいような恥ずかしいような変なとまどいを感じることも…。

元彼と過ごしていた頃に流れていた曲を聴いたとき





元彼と過ごしていた頃に流行っていた曲が、元彼の思い出とリンクする…。そのときに気がつくのです。あのときの自分が目にしたもの、耳にしたもの全てに元彼の影響が残っているのではないかということに。

この曲を聴きながらせつない思いをかかえていたな、二人で過ごしたときに聴いたことがあったな、元彼が好きな曲だったな、など。

なつかしいと感じる曲はたくさんありますが、その中でも元彼とリンクする曲には特別に感情を動かされてしまうような気がするのではないでしょうか。



元彼をおだやかな気持ちで思い出せるのは、過去をきちんと消化できているから。そのため、未練なく元彼を思い出せるときは、成長できた自分をほめてあげたくなるときでもあります。思い出そうと思っているわけでもないのに思い出してしまうことは、誰にとっても自然なことなのかもしれませんね。