「マジックランプシアター」を飛び出して、シャバーンとアシームが登場!/(C)Disney

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東京ディズニーシーの「ディズニー・ハロウィーン」は、今年もヴィランズ(ディズニーの悪役)たちが大活躍!10月31日(月)までの期間、メディテレーニアンハーバーでのショーに加え、さまざまなアトモスフィア・エンターテイメントが実施される。今回はその中の1つ、レストラン「カスバ・フードコート」でのマジックショーを記者が体験してきた。

【写真を見る】変幻自在に形が変化!正統派マジシャンが披露するフォーク曲げは驚きの連続/(C)Disney

本格的なカレーとエキゾチックな雰囲気で人気を博す、アラビアンコーストのカレーレストラン「カスバ・フードコート」。そんな同店が、「ディズニー・ハロウィーン」期間中はマジックショーを楽しめるレストランに様変わりする。マジックを披露してくれるのは、宮殿の中庭で行われるアトモスフィア・エンターテイメントにも出演している、3組のマジシャンたちだ。

まず最初に記者のところへやって来たのは、「マジックランプシアター」でお馴染みのシャバーンとアシームのコンビ。シャバーンはテーブルに置かれたカレーを発見すると、いかにもインチキくさい呪文を唱え始めた。するとスプーンの柄が伸び、記者のカレーへ一直線!「食べられちゃう!」と思ったその時、きちんとシャバーンを制してくれるアシーム。息ぴったりな2人のやり取りに、自然と笑みがこぼれる。

次は紳士的な正統派マジシャンが登場し、フォークを使った華麗なマジックを次々と展開。何もないはずの場所にフォークが現れるところから始まり、あれよあれよという間に柄が曲がり、ねじれ、先端がさまざまな方向へと傾いていく。実際にフォークを触ってみたが、ごく普通のフォークで、仕掛けがあるとはとても思えない。本格的なマジックに、思わず見入ってしまった。

最後は黒魔術師のクロちゃん!「派手なマジックを」とリクエストすると、光るカラフルなボールでジャグリングを見せてくれた。慣れた軽やかな手つきで、ボールを自由自在に操るクロちゃん。黒魔術ではないかもしれないが、あっと驚く大道芸(?)と愛嬌たっぷりのキャラクターに、魅了されること間違いなしだ。

■ 爽やかな辛さがクセになる「ブラックカリー」

マジックショーを満喫した後は、ジャファーをイメージした「スペシャルセット」(1580円)を堪能。同メニューは、ピンク色のナンがインパクト抜群の「ブラックカリー、スパイシーチキン添え ライスとナン付き」と「ラズベリー&チョコレートムース」、ソフトドリンクの組み合わせだ。

ジャファーの黒いマントを思わせるブラックカリーは、喉にピリッと辛さが残るスパイシーな一品。一口食べるごとに辛さが蓄積されていくのだが、素材の旨味が溶け込んだ深みのある味わいが後を引き、スプーンが止まらない!ジューシーなチキンをカレーに絡めて食べてみると、これまた美味。

あっという間に完食し、次はデザートへ。辛さで満たされていた口の中が、今度は濃厚なチョコレートと甘酸っぱいラズベリーの風味に塗り替えられていく。こちらが求めている味に、的確に応えてくれる同店の「スペシャルセット」。「ジャファー様、恐れ入りました!」と頭を下げずにはいられない、魅惑的なおいしさだ。

「ディズニー・ハロウィーン」ならではのメニューを味わいながらマジックも楽しめる、何とも欲張りな「カスバ・フードコート」。この機会に、ぜひ足を運んでみて!【ウォーカープラス編集部/水梨かおる】

※通常公演ではテーブルごとではなく、ダイニング全体に向けてマジックを実施