夏は1000種以上の植物が咲く「湯沢高原スキー場/パノラマパーク」。園内を巡りながら、珍しい植物に触れ合えるのもここの醍醐味

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いよいよ夏休みも終盤!山や海で遊び尽くした夏の終わりは、涼しい高原の旅へ出かけてみてはいかがだろうか?多数ある中でも、ファミリーにおすすめなのが都心から約1時間半で行ける「湯沢高原スキー場/パノラマパーク」(新潟県南魚沼郡)。11月20日(日)まで営業中の同園は、標高1000mの高原地帯に位置。真夏でも地上マイナス約3度という涼しい気候で、うだるような暑さから抜け出すには絶好の場所というわけだ。

【写真を見る】「湯沢高原スキー場/パノラマパーク」までは日本一の大きさを誇る湯沢高原ロープウェイで。魚沼盆地の絶景を望みながら、ゆったり7分間の空中旅を楽しもう

総面積約17万平方メートルの敷地には、ジップラインやボブスレーのほかヤギ牧場や日本最大級のロックガーデンなど子供から大人まで楽しめるアクティビティがそろう。また園内を巡りながら1000種以上植物と触れ合えるのも魅力で、花々を楽しみながらゆったり散歩するだけでも楽しい。約30分から1時間で一周できるが、疲れてしまったら1時間に3本運行する園内無料バスもあるので安心だ。

そこで今回は、「湯沢高原スキー場/パノラマパーク」のファミリー向けアクティビティ&スポットを厳選!計5つのエリアに注目したい。

■ 日本最大のロープウェイ「湯沢高原ロープウェイ」

「湯沢高原スキー場/パノラマパーク」までは越後湯沢駅から徒歩8分にある大きさ日本一の「湯沢高原ロープウェイ」で移動。約20畳、166人乗りの巨大なロープウェイからは魚沼盆地や温泉街が一望!絶景を楽しみながら、約7分間の空中散歩を満喫しよう。運がよければシカなどの野生動物がひょっこり顔を見せることもあるとか!

■ 子供ひとりでもOK「マウンテンゴーカート」

1周550メートルの「マウンテンゴーカート」(一台一周550円)では、エンジン付きの本格カートで山道をドライブ!操作は簡単なため、小学校5年生以上ならひとり乗りもOK。小さな子供には幼児も乗れる「ミニゴーカート」(200円)も用意。家族みんなでレーサー気分を味わおう。

■ 植物や動物と触れ合う「アルプの里」

高山の環境を再現した日本最大級の「ロックガーデン」や「湿生園」、子ヤギが暮らす「ふれあいヤギ牧場」などが集まる植物園。季節の花々をはじめ中には珍しい高山植物や天然記念物のモリアオガエルの姿も!普段はなかなか見られない植物との出合いは、子供にとって貴重な体験になるはず。

■ 園内一番の目玉「サマーボブスレー706」

園内最大の目玉である、全長706mの「サマーボブスレー706」(中学生以上700円)。最高時速30kmのそりは、大人でもやみつきになる爽快感!速度はレバーひとつで調整できるので、はじめての人でも簡単。子供と2人乗りをしたり、パパ&ママが写真係に徹するのもおすすめだ。繁忙期は2時間待ちになることもあるので、朝一番が狙い目とのこと。

■ 爽快な空中散歩「ジップラインアドベンチャー」

事前予約制の「ジップラインアドベンチャー」(大人3200円、子供2700円)は、約2時間で全7コースを体験できる本格派。森の中や絶景を前に滑るものまで、さまざまな爽快体験が待ち受ける。小学生2人につき大人1名の同伴が必須だが、身長120センチ、体重25キロ以上の人なら誰でも参加可能だ。

コースは練習用の「スワローライン」(30メートル)からスタート。ブナの原生林を滑る「ウグイスライン」(71メートル)やキツツキの巣が点在する森を行く「キツツキライン」(63メートル)など、内容も多彩。最後は最高スピードを体感できる最長の「ハヤブサライン」(133メートル)で練習の成果を発揮しよう!

動植物と触れ合いながら一日遊べる「湯沢高原スキー場/パノラマパーク」。紹介したほかにも小さな子供と遊べるエリアや、本格イタリアンレストランなど食事ができる場所も多数。地上マイナス約3度の高原で、夏の終わりを涼しく過ごしてみては?【東京ウォーカー】