読者と作る「私だけの旅、聞いてください!」Vol.002/沖縄県・八重山諸島【前編】

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旅を愛する女子たちに、旅についてとことん座談会してもらうこの企画。第1回目は、「沖縄・八重山」をテーマに、島に魅せられた山中庸子さんと矢ヶ崎美沙さんが登場。後編では、八重山でのおすすめの過ごし方を教えてもらいました!



【八重山LOVE!読者プロフィール】山中庸子さん
画家。近年は、沖縄・八重山諸島で感じたエネルギーをテーマにした絵画の個展を行う。初沖縄は6年前。訪れた回数は5回で、そのすべてが1〜2カ月の長期滞在。沖縄の音楽も踊りも大好き



【八重山LOVE!読者プロフィール】矢ヶ崎美沙さん
2年前、初めて訪れた石垣島に魅せられて、そのまま旅を2カ月延長。ゲストハウスで働きながら、滞在中のゲストや島の友人たちと一緒に島内を縦横無尽に遊び尽くした強者

◆Q.ふたりの好きな島は?

矢ヶ崎 「八重山が好きな人って、必ずひとつ好きな島があるんですよね〜」

山中 「うん。みんなそれぞれだけど、私は、日本の最南端・波照間がいちばん好き。食べ物も遊びもほどよくて。“ハテルマブルー”の海が広がるビーチ・ニシハマは、シュノーケリングで少し泳ぐだけでサンゴが見られるし、それが本当にキレイで感動そのもの。そしてなんといっても、最南端から見る朝日は格別です。毎日のように早起きして見に行ってたくらい最高の景色です」

矢ヶ崎 「波照間なら、かき氷も食べてほしいですよね」

山中 「そう、『みんぴか』のかき氷は、本当においしい! あと『kukuru cafe』のカレーもおすすめ。波照間島は、そんなにお店の数が多いわけじゃないし、商店もお昼休みに入っちゃう。だけど、その少なさこそが心地いいんです」

矢ヶ崎 「私のいちばんは、やっぱり石垣島です!  空港〜最北端〜川平湾〜御神崎灯台がおすすめのコース。最北端に向かう途中では『明石食堂』の沖縄そばでランチ、最北端でのんびり過ごしたら川平湾へ。そしてその途中では、『パーラー ぱぱや』の搾りたてサトウキビのジュースをぜひ飲んでほしい。寄り道しながら名所を巡ったら、最後は御神崎灯台で夕日を眺める、これが私の定番です。
 そして夜ごはんを食べるなら居酒屋『ひとし』ですね。ここの石垣牛の握りが絶品です。ものすごい人気店なのでぜひ予約を!」









矢ヶ崎さんのおすすめグルメは、石垣島で楽しめるさとうきびジュースや石垣牛の握り。島内の名所巡りの途中で立ち寄ってみよう。一方、山中さんが愛する波照間島では、かき氷や素敵なカフェでのんびり過ごすのが最高!

◆Q.どうやって島を選べばいい?

矢ヶ崎 「石垣島のいいところは、他の離島のアクセスできるハブ地だから、行く島の選択が気分や天気に合わせてできること。いちばん近い竹富島には高速船で10分くらいだから、船酔いせずに行けちゃう(笑)。離島をめぐって遊び尽くすことが、2泊3日の短めの旅でも気軽にできちゃうんです! だからその日の気分で島を選ぶなら、まずは石垣島からスタートするのがいいかも」

山中 「八重山の中には、男島、女島というのがあるって聞きました。カヤックやトレッキングなどワイルドに楽しみたい人は、男島の西表島。歌ったり踊ったりとのんびり過ごしたい人は、女島の波照間島や鳩間島。そんな感じで自分の性格に合った島を選ぶと、八重山の旅がいっそう楽しくなると思います。
 石垣島の気軽さとは違って、フェリーも数本しか出てないうえ、天候次第ですぐに帰って来られなくなることもあるけど、ほかにはない素敵な体験ができますよ」









流れ星に幾度も遭遇できる波照間島。最南端の郵便局から手紙を送るのも楽しい! 豊年を祝う夏祭り「豊年祭」は、八重山各地で開催。白いお面を付けたミルク神が集落を行列する姿に出会えることも

◆Q.ひとり旅の醍醐味って?

山中 「八重山に行くなら間違いなくひとり旅がおすすめです。現地にもひとりで来ている旅人も多いから、旅人同士で仲良くなりやすい」

矢ヶ崎 「そうですね、ひとり旅は友達が作りやすい。もちろん友達同士でいっても楽しいですけど」 

山中 「普通だったら人に話しかけられないっていう場面でも、旅の力がそうさせるのか自然と話しかけられるようになるんだよね」

矢ヶ崎 「いい思い出を作りたいとか、普段とは違う場所で新しい人と出会いたいというのを、限られた時間の中で求めていく。この一瞬一瞬を充実させようと思うし、ひとりで来ているみんなも同じ気持ち。だからこそ、旅人同士が仲良くなれるのかも」

山中 「みんな楽しむ気マンマンなんだよね!」

矢ヶ崎 「私もとことん楽しみたいから、旅では自分を解放します。それで現地の人からBBQに誘ってもらえたり、ゲストハウスで出会った人たちと島内を巡ったり…、自分が心を開くことでいつもより強い絆が築けると思います」

山中 「特に八重山のひとり旅同士だと、“こんなことやっちゃダメなんだ”ってことがあまりない。もちろん常識の範囲内でだけど、はちゃめちゃでも許される開放感がある(笑)。だからこそ自分が素直になれるし、そんな素顔を見せ合った旅仲間とは、これから先もつながっていく気がします」





陽射しの強い八重山では、海や植物の色も美しく見える。どこまでも続く海に思いを馳せて



<島について>
石垣島 リゾート地としても人気。離島ターミナルがあるので、ここからほかの離島へアクセスが可

西表島 マングローブや滝など、雄大な自然が魅力。カヌーやトレッキングなどのアクティビティも充実

竹富島 赤瓦の民家が建ち並ぶ沖縄の原風景がここに。三線と島唄を聞きながら水牛車で島を巡るツアーも楽しめる

波照間島 日本最南端の島。青く輝く海は、“ハテルマブルー”とも呼ばれる。星空が美しいことも有名

鳩間島 サンゴ礁に囲まれた島。観光地化されておらず島民も少ないため、島本来のゆっくりとした時間を過ごせる

沖縄パラダイス
03-3202-1639
東京都新宿区歌舞伎町1-2-16 第一オスカービル 3F
営業/17:00〜24:00 金・土・祝前17:00〜26:00
無休
アクセス/JR・地下鉄新宿駅より徒歩7分、西武新宿駅より徒歩5分

TEXT/MAKI FUNABASHI  PHOTO/MANABU SANO  PHOTO(YAEYAMA)/YOKO YAMANAKA、MISA YAGASAKI