6月20日は射手座の満月 夏至直前に、2016年下半期への改革を誓ってみよう!

写真拡大

 6月20日は満月です。満月は達成、成就の時。さまざまな結果が出やすい時期なので、新月で決めた夢や目標の進み具合を見つめ直すことに適しています。満月で、不調和なものや改善点が見つかったら、欠けゆく月の期間で手放していきましょう。

■今回の満月の特徴は?

【満月が起こる場所】射手座
【満月になる時刻】6月20日20:02
【射手座満月のキーワード】「理想を追求」「哲学的思考」「楽観的」「自由を愛する」「海外・異文化」……etc.

 今月は、先月と同じ射手座エリアでの満月になります。本来、毎月星座が変わる新月や満月ですが、一年に一度だけ、同じ星座エリアで続けて満月になることがあります。

 同じ星座で新月や満月が起こるときは、その星座が持つテーマが強まると考えられます。射手座が象徴するのは、「旅や冒険」「哲学や理想」「宗教や精神性の高いこと」「大学教育や専門性の高い学問」「異文化」など。そのテーマに沿うような出来事が起きたり、意識が向けられそうな時期となります。

 また、射手座エリアには現在「責任と制限の星・土星」が滞在中。本来、ケンタウロスの矢のように「理想に向けて一直線に進むパワー」を授けてくれる射手座ですが、土星がいる今は、人々の理想や精神性のあり方などに「本当にそれでいいのか?」という問いかけを投げかけてきそうです。自分の目標の見直しや、長期計画の手直しなど、よりよい変化を起こす決断をするのに適した満月となるでしょう。

■射手座満月にオススメの「手放し&改善ワーク」

 満月の夜は自分の無意識へと光が届くとき。今回の射手座満月は、天文上の大きな区切りである「夏至」の前日となり、2016年下半期へ向けた見直しや手放しに適したタイミングです。自分の心を見つめながら、下記のような手放しと改善を誓ってみましょう!

★手放し&改善の例★
「あきらめを手放して、新たな学びを目指す」
「限定された価値観を手放して、広い視野を持つ」
「古い夢や理想を手放して、今の自分らしい生き方を目指す」……etc.

★射手座的特徴が悪く出ていないかもチェックを!★
「好きなことに対して、スケジュールや交流を広げすぎてしまう」
「理想を求めすぎるあまり、次々と目移りしてしまう」
「情熱が冷めやすく、物ごとを最後までやり遂げられない」……etc.

 これらの特徴も思い当たったら手放しを誓ってみましょう。

 手放し&改善ワークは、月光が心にしみこんでいくイメージでおこなうのがオススメです。曇りや雨で月が見えなくても、満月のパワーは地上に降り注いでいます。雲の向こうにある満月に思いを馳せて、そのエネルギーを感じてみてくださいね。

■射手座満月の過ごし方

 翌日が夏至となる今回の満月は、2016年の下半期に向けて、「自分のやってみたいこと」や、「夢や理想に対しての進み方」を見直してみましょう。

 満月が起こる射手座エリアでは、現在、射手座そのもののエネルギーと、射手座滞在中の土星エネルギーがミックスされています。そのときに発揮されるパワーは、「自分の夢に対しての長期計画」や、「それをコツコツ遂行する強さ」。そのパワーを手に入れる気持ちで、「これからの理想の自分」や「これまで思い描いていた夢」を見直してみてください。瞑想のように心の中に思い浮かべるのでも、紙に書き出すのでもOKです。

 そして、うまくいっていないところや、不調和な部分は、手放しや修正を考えてみましょう。その際は、月光を浴びながら、心に満月エネルギーが染み込んでいくことをイメージするのがオススメです。射手座満月と土星のパワーが力を貸してくれるはずですよ!

 「土星」は長期計画や定期見直しのパワーだけではなく、心の中の見えざる敵、心理学用語で言う「シャドウ」も象徴しています。今回は、心の奥底にある「理想の実現をはばむシャドウ」を手放す決意をすると、夢へとまっすぐ進める自分に変われそうです。満月の下で、深い変容を誓ってみてくださいね!
(永沢蜜羽)