「サロン・デュ・ショコラ パリ」を知り尽くした男が放つ新作チョコ こだわりぬいた和素材とのマリアージュ

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日本を代表するチョコレートメーカー「メリーチョコレート」が、実は世界最大のチョコレート展「サロン・デュ・ショコラ パリ」に15回の日本最多出場(※)をしている、って知っていましたか?

そもそも2000年、日本で初出店したのも「メリーチョコレート」ですし、02年の初アワードで受賞(ヨーロッパ以外では初)や、10年には「世界の優れたチョコレート専門店」20社に選ばれるなど、現地での功績は"かなり"すごいんです。

そしてついに14年、フランスのショコラ愛好家団体が発表する、外国人部門最高位の「ゴールドタブレット」を獲得しました。これはフランスでも権威ある格付けです。

ぬる燗に合う藻塩チョコ?

この受賞を記念し、メリーの職人の知恵と技術を詰め込んだ新作チョコレート「メリーズゴールドショコラティエ」が、2016年1月に発売。

チョコレートに込められた想いを、「サロン・デュ・ショコラ パリ」を知り尽くした男、メリーチョコレートのショコラティエ 大石茂之さんに聞いてきました。

「実はこうやって記念チョコを大々的に発売するのは初めてなんです。日本ではメリーが『サロン・デュ・ショコラ パリ』に出ているということもご存知ない方が多く、あまりにもったいないので(笑)、日本の皆様にも培ったおいしさを知ってもらいたいなと」

満を持しての新作。開発に約1年、これまでの日本やサロン・デュ・ショコラ パリでの経験やアイデアを詰め込んだと言います。中でも和素材を使った「ジャパンコレクション」は日本人にもぜひ味わってほしい力作。

素材は「福岡県産八女茶」「北海道産はちみつ」「瀬戸内産レモン」「淡路島産藻塩」「栃木産とちおとめ」「静岡産紅茶」の6つがあり、大石ショコラティエが特に思い入れがあるのが"藻塩"なのだそう。

「新潟産の藻塩か淡路島の藻塩か悩み、チョコレートの相性がより良い淡路島産を採用して完成しました。ほのかな塩味とスイートチョコの甘さの絶妙なバランス。塩の粒の食感も楽しいひと粒です。ぬる燗や熱燗にも合いますよ」

なるほど...! これはお酒好きなら聞き逃せません。

パリっ子もびっくり 新しい和素材との組み合わせ

もうひとつ記者が注目したのは静岡産紅茶。静岡で紅茶とは珍しいです。渋味が少なく、うまみのある繊細な紅茶を使うことで、ミルクチョコレートがより上品になるのだそう。"純国産"の紅茶の味、確かめてみたいですよね。

実は大石ショコラティエはかなりのアイデアマン。今回の「サロン・デュ・ショコラ パリ」でも、抹茶のガナッシュを入れた和菓子の「練りきり」を作ってお茶と一緒にふるまったり、その前には"ちょころ天"なるものを発表したりして、パリっ子の視線を集めてきたのです。

「向こうでは来場者とショコラティエがいろいろ話しながらチョコを提案するんです。買うだけじゃなく、試食して話して楽しんで...。まさにお祭りですよね。今回の新作も、ひと粒ひと粒に"ストーリー"が詰まっているので、箱に入っているリーフレットを読みながら、味わってみてください」

今や世界中のショコラティエの中で一番最先端の食材、和素材×ショコラのマリアージュ。大石ショコラティエ渾身の新作、まずは自分へのご褒美にいかがですか?

ラインアップは全4種。

福岡産八女茶や、淡路島産藻塩など和素材を巧みに使った「ジャパンコレクション」(1296円・6個)、洋酒の華やかな味わいを楽しむトリュフチョコレートのボックス「貴腐ワイン&マールドシャンパーニュトリュフ」(810円・3個)、チョコとナッツの黄金の組み合わせで作り出された「スペシャルナッツコレクション」(1080円・5個)、そしてこれらすべてをひと箱に詰め込んだ「メリーズゴールドショコラティエ ザ・ベスト」(2592円・12個)。

詳細は公式サイトから。

※別ブランドで出店