栄養価の高いひよこ豆やスパイスを使用した「2,000miles Curry」(950円)

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9月5日よりトライアルオープンしていた、池尻大橋のヴィーガンフードカフェ「ULTRA LUNCH“GO SLOW”」が、10月1日に正式オープン。「Vegan(ヴィーガン)」とは完全菜食主義のことで、ここでは肉や魚はもちろん、卵や牛乳、ハチミツも使用しない、完全に植物性の食材だけで成り立った食事を提供する。

【写真を見る】粗挽き破砕のカカオ豆「カカオニブ」などを使用した「Mountain Fudge」(8個入り500円)

■ カレーやタコライスなども

ヴィーガンフードを手がけるのは、山道を走るスポーツ「トレイルランニング」のランナーでもあるDomingo氏。160kmもの長距離を丸2日ほどかけて走る「ウルトラ」と呼ばれる大会に挑む中で、完全菜食主義者ながらも驚くべき記録を残すランナーのスコット・ジュレクの存在を知り、ヴィーガンフードの研究を始めたのがきっかけだ。

日替わりの「2,000miles Curry」(950円)は、インドの国土が南北全長2000マイルであることから名づけられたヴィーガンカレー。14種類以上のスパイスを使用しているためキリッとした辛味があり、旬の野菜をたっぷりとれる食べ応え十分の一品。プレートには、ひよこ豆の入ったカレーにホウレン草とムーング豆の炒めや和歌山産ニンジンのラぺ、沖縄産オクラとひじきのサラダなどが彩り豊かに盛り付けられている。

「Mountain Taco Rice」(950円)は、メキシカンチリビーン&豆腐と酵母仕立てのチーズ風味ソースを、たっぷりのレタスと共に混ぜて食べる。ランチにはドリンクとスープが付き、スープもコンソメなどを使わないヴィーガンを貫いている。

携帯型ヴィーガンスイーツの「Mountain Fudge」(8個入り500円) は、カカオニブやオレンジピール、ドライフルーツ、カルダモンなどのスパイスで作られる。スポーツの携行食にはもちろん、空腹時や眠気覚ましにもピッタリだ。

植物性の食材だけで作られたとは思えない、栄養満点で食べ応え抜群なヴィーガンフードを味わってみよう。【東京ウォーカー】