私のウェディングフォトには、他人が見てもすぐに気づくような、ぽっかりと空いたスペースがあります。本来であればそこは、姉のジャッキーが立っているべきスペース。ほかの姉妹、いとこや叔母、そしてあまり会わない親戚なども一緒に写っているのに、ジャッキーの姿はありません。でも、彼女のことを愛していないわけではありません。愛しているけれど、私は「結婚式に来ないでほしい」と頼んだのです。文:ダイナ・ギャッハマン