【ガンプラ工場】当選率は数十倍! 聖地『バンダイホビーセンター』を見学してみた
今年2014年はガンダム生誕35周年! それにともない、様々なガンダムのイベントや新番組などが登場し、毎日ワクワクしているガンダムファンは多いのでは?
さらに10月からは、富野由悠季氏が監督を務める『ガンダム Gのレコンギスタ』と、ガンプラで戦うバトルが熱い『ガンダムビルドファイターズトライ』と、待望のテレビアニメ2番組もスタート。燃える展開で早くも話題になっています。
そして、ガンダムといえばやっぱりガンプラ! ガンダムをはじめ、MSことモビルスーツを忠実に再現したプラモデルの数々は芸術の域にまで達しているほど。一方で、子供でも組み立てられる簡単なガンプラもあり、親子で組み立てを楽しんでいる姿も見かけます。
参考記事: 5歳児が1時間以上集中! 進化したお手軽『ガンプラ』に親子で挑戦してみた
そんなガンプラを製作しているのが、静岡にあるバンダイの工場『バンダイホビーセンター』です。ここでは、一般からの見学も可能。ただし、大人気のため見学は抽選で当選した人のみで、その倍率は数十倍とか。
「なかなか当たらない〜でも中を見てみたい!」という人のために、潜入レポートをお届けします!
■ガンダム尽くしの『バンダイホビーセンター』
バンダイホビーセンターは、ホビー、特にプラモデルの聖地と言われる静岡にあります。
まず、電車から最寄りの駅に降り立つと、巨大なガンダムを発見!
そうです、建物の壁面には巨大なガンダムの絵が描かれているのです。駅前なので、駅のホームや車窓からも眺められ、ちょっとした名所になっています。
1階はショールーム。広大なスペースに所せましとガンプラをはじめとしたプラモデルがぎっしり!
なかには超レアなアイテムもあり、父子ともども大興奮! 感激して眺めていると、連邦軍の制服らしきものを身に着けた女性がやってきました。
連邦軍兵士……もとい、今日案内してくれる、バンダイホビーセンターの広報・鈴木智子さんです。
このバンダイホビーセンターに勤めている社員は、全員制服を着用しているそうで、夏服と冬服があるんだとか。いいなぁ、一般販売してくれないかしら。と、早くも物欲全開です。
まず通されたのは、テレビの設置された会議室。(注:実際の見学時の部屋とは異なります)
ここで、バンダイホビーセンターの概要と、プラモデルができあがるまでの行程を紹介するビデオを鑑賞。
その後、実物のプラモデルで仕組みを解説してくれます。
“PG(パーフェクトグレード)”、“RG(リアルグレード)”などを見本に解説。指一本一本動かせるリアルさに子供もビックリ。まじまじと見ています。組み立て前のパーツを使って説明してくれるので、初めての人でも可動する仕組みがよくわかります。
※実際の見学時とは部屋が異なります。
そして、いよいよ社内を見学です!
通りかかったとある部屋では、何やら発売前のガンプラを組み立てている様子も目撃してしまい、もうそれだけでドキドキ。なんだか、秘密基地にこっそり入ってしまったワクワクが止まりません!
■バンダイで活躍する“マイスター”社員とは?
見学では中には入れないので、ガラスの窓越しで。
いますよいます!
制服を着た人たちが、忙しそうに働いています。ガンプラをはじめとしたプラモデルもたくさん。ここには、ガンプラを製作する工場だけでなく、企画開発やデザイン設計などを行うチームが働いているそうです。あ、あのパソコンの画面にうつっているアレはもしや!?
ここは設計フロア。二次元の設定をもとに三次元のデータに起こし、かっこいいプラモデルに仕上がるよう様々な調整を行っているそうです。
あれ? 廊下の壁に、『バンダイのマイスター』という展示を発見。優れた技術をもつ人は、“マイスター”として特別な階級章を授与されるそうです。カッコいい!
■秘密のドアやガンダム仕様のトイレも!
さらに奥へ進んでいくと、何やら大きな黒いマシンがあります。
試作品をつくるための3Dプリンターです」とのこと。設計チームで作られた3Dデータをもとに、ここで試作品を作っているわけですね。かなりお高い機械だとか!
そして奥の方に秘密のドアが……。
あの奥は立ち入り禁止とのことですが、特別にドアをちょっとだけ開けていただきました。ああ、何があるのか気になるー!!
そうそう。バンダイホビーセンターには、名物トイレがあるというウワサを聞き、そちらも見せていただきました。
男子トイレの個室一室のみに設置されているので、残念ながら女性は見られませんが、今回は撮影用に入らせていただきました。
トイレのドアには、“AREA LEVEL 0”と書かれた文字とマークがどーん! “CAUTION”という注意書きが緊張感を高めます。
中に入ると……黄色と赤と青のガンダムカラーでカラーリングされた洋式便器が!
見学者もこのトイレは利用できるそうなので、館内に入る機会がありましたらぜひチェックしてみてくださいね。
■ガンプラ工場へいよいよ潜入
そして、成形工場へ。
2階から見学できますが、窓枠のデザインもやっぱりガンダム仕様。ここでは、商品となるプラモデルの(ランナー)を作っています。
ガンプラといえば、鮮やかなカラーリングが特徴ですが、なんと、1枚のランナーに4種類のプラスチックを流し込めるのは、世界でここだけ! ガンプラがあれだけアニメに忠実に再現されているのは、これらの技術があってのことなんですね。
ランナーを作るには、“金型”と呼ばれる型が必要。これにペレットと呼ばれるプラスチックの粒子を熱で溶かして流し込み、成形品を作っていくわけです。
以上で、見学のコースは終了。
最後にホビーセンターの前で記念写真を撮り、名残惜しく思いつつ、夢の聖地を後にしました。ちなみに、センター内の随所がガンダムやガンプラ風のデザインです。探せばもっとありそうですね。
■あわせて行きたい静岡のホビースポット
バンダイホビーセンターを満喫したあとは、静岡名物のもうひとつのスポットへ。静岡駅のすぐ南側にある、『静岡ホビースクエア』です。
入場は無料。バンダイのほか、静岡に本社をもつタミヤなど、“模型の街・静岡”ならではの模型がズラリと並ぶショールームです。
なかには、実際に使われた飛行機のプロペラや計器を展示もあり、飛行機好きの私は大感激! 思わずまじまじと見入ってしまいました。
ここにもガンダムの立像が!
館内は撮影オーケーなので、記念撮影にもオススメです。少し離れて設置されたシャア専用ザクとどっちで撮影するか悩むところですが……。迷ったら両方で撮っておきましょう。
ショップも併設されており、各社のプラモデルやラジコン、電子工作のキット、プラモデル作りに必要なツールなどが購入できます。親子連れならココで子供に「買って〜」とせがまれること確実です。
プラモデルの製作スペースやミニ四駆のコースもあり、バンダイの広報さんも「ぜひ行ってみてください」とオススメ。これが全部無料だなんてお得!
毎年5月の『静岡ホビーショー』の開催期間には、同ビル内でイベントなども行なわれ、にぎわっていました。静岡に行ったら、ぜひ足を運んでおきたいスポットです!
というわけで、自分が作っている『ガンプラ』の製造工程を見られる、貴重な体験を堪能できました。ガンダム好きなお父さんはもちろん、プラモデル好きな子供も楽しんでいました。友達や家族と見学に行ってみてくださいね。(まずは応募ですが!)
■『バンダイホビーセンター』※見学は要予約・抽選制

