離れたいのに離れられない! ヒモ男が使う「不安」を使った戦略とは?

ヒモ男と一口に言ってもいろいろなタイプがありますが、中には女性の「不安」をくすぐってうまく利用し、女性に貢がせるタイプのヒモ男もいるようです。そして、このタイプに狙われたら、逃げるのがかなり難しくなるとか。ときに恐ろしいヒモ男の戦略とは、どんなものなのでしょうか?

■離れたいのに離れられない! 不安を利用して依存関係を作るヒモ男の戦略

ヒモ男と女性の関係には、大まかに分けて4つのパターンがあると考えられています。

1つめは金銭以外のサービスを男性が提供してくれる、尽くし尽くされの幸せなパターン。
2つめは男性が力で女性をねじ伏せ、女性を言いなりにしているパターン。
3つめは財力のある女性が、何でも言いなりになる男性を養っているパターン。
4つめは、財力のある女性が癒しを求めて、まるでペットのように男性を養っているパターンです。

この中でも危険なのが、尽くし尽くされの関係が成り立っている、幸せなパターンです。他のパターンの場合、関係を解消としようとしたときに、女性が主導権を握っているか、もしくは女性が一方的に虐げられているなどの「構図」がはっきりしているため、手を引きやすかったり、逃げようと思ったりしやすいのですが、「幸せな関係」にいる場合、その関係の「何が悪いのか」が女性自身わかりづらくなり、依存関係に自分が陥っているということを認識しづらいことがあるようです。そのため「離れたくてもなかなか離れられない」という状況に陥りがちなのです。

母性本能をくすぐりつつ、「不安」に陥れるヒモ男のわなとは

ヒモ男と幸せな関係を築く女性は、母性本能が強く、真面目なタイプが多いそうです。そしてこのパターンのヒモ男の特徴は、一見してわかりやすい「ダメンズ」です。はた目から見ると、どうしようもないダメンズを、けなげでいちずな女性が一生懸命支えているような構図です。

このパターンで陥りがちなのが、女性がかいがいしく世話したり尽くしたりするほどに、ダメンズがどんどんダメンズになっていくというパターンです。このとき、女性にぶら下がっているヒモ・ダメンズはある心理を利用しています。それは女性の「浮気を恐れる心理」「彼から見放されるかもしれないという不安心理」です。

浮気を恐れたり、見放されるかもしれないという心理があると、「彼はダメンズだからこそ、自分の側にいてくれるのだ」という思い込んでしまいます。だからこそ手間暇がかかっても、お金がかかっても、ダメンズを丸ごと受け入れ、容認してしまうのです。

■ヒモ男も、母性本能の強い女性に依存している

このようなパターンに持ち込んでくるヒモ男は、例外なく「社会から落ちこぼれてしまった男性」であることが多いようです。社会から認められない、見放されてしまったという喪失感や不安を、女性から得ようとしているため、ヒモ男はヒモ男で女性に依存しています。つまり、ダメな自分を丸ごと受け入れてくれる存在が必要で、それを受け入れてくれる女性に依存しているのです。お互いに依存しあっているため、離れたくてもなかなか離れられなくなってしまいます。

もしあなたが今、世話焼き女房タイプでヒモ男を養っているなら、「この人には、私がいないとダメ」と思い込んでいないか、定期的に振り返ってみましょう。母親のように本当に彼のことを思うなら、ときには強く突き放す厳しさも大切。ぜひ自分の都合のいいように相手を解釈しすぎていないか、ぜひチェックしてみてくださいね。

(ファナティック)