「この子できるかも」と思わせるオフィス言葉・5選

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これから就職をひかえている女子へのアドバイスをお送りします。新人のあなたが判断される基準は、ズバリ言葉づかいです。

丁寧語や尊敬語や謙譲語はどんな新人でも使えて当たり前。しかし、いくつかの言葉がオフィスでポイントが高いのをご存知ですか。そんなオフィス言葉5選です。

■「かしこまりました」

簡単なようで、言い慣れていないとなかなか難しいフレーズです。「わかりました」でもなく「了解しました」でもない独特の言い回し。

上司や顧客からの指示、または電話での受け答えに対して使用します。言った事がない人が口に出すと必ず噛むので、こっそり練習しておきましょう。

■「さようでございますか」

言わずと知れた「そうですか」の丁寧な表現です。これも普段は使わない言い回しなので、とっさのときに言えるようにトレーニングが必要です。

少しゆっくりめに言うと、より丁寧さがアップしますので場合によって使い分けましょう。

■「いえ。こちらから改めさせていただきます」

電話した相手が不在の際に使います。新人のうちは、どんな場合でも、先方に自分あての電話をかけさせる行為はNGです。

こちらからかけた電話に、話したい相手が不在の際、電話に出た人が気を使って「戻りましたら電話させましょうか」と聞いてくる場合があります。ここで罠にはまってはダメです。

■「お手数(てかず)をおかけします」

通常は「お手数(てすう)をおかけしますが・・・」と使いますが、あえて別の読み方をすることでデキる女子アピールしましょう。

あまり知られていませんが、「お手数(かず)」という読み方でも日本語的にはOKです。ただし、多用するとイヤミなので、10回に1回くらいの頻度で変化球的に使います。

■「お使いだてして申し訳ありませんが」

普通の新人ならまず使わない、テクニカルなフレーズです。本来は依頼すべきでない誰かにものを頼むときに、依頼文の文頭につけて使います。

ファックスを送ったあとの着信確認の電話のときに、送付した相手が不在のため、電話に出た人にファックスの到着を見てきてもらうなどの場合です。

「お使い立てして申し訳ございませんが、Aさんあてにファックスをお送りしましたが届いておりますでしょうか?」などと使います。

■おわりに

環境が変わると、そこで使われている言葉も変わります。会社で使われる用語には独特の言い回しがあり、始めはとまどうこともあります。

今日ご紹介したフレーズを始めから知っていると「この新人は使えるぞ」と思わせることができるかも。オフィスで出来る女子を目指して、がんばってくださいね!

(沖合はるか/ハウコレ)